2023-05-27 夢メッセみやぎ みちのくコミティアc

旅行

2023-05-27に、仙台の夢メッセみやぎ[公式]で開催されたみちのくコミティア[公式]10に参加した。

これはその際の旅日記である。

相鉄フレッサイン仙台へ

さて本日の宿だが相鉄フレッサイン仙台[公式]を予約してある。みちのくコミティア10は11:00開始15:00終了のイベントだったので日帰りできない事もないのだが、明日は新幹線で岩手県北上市に移動し、昨年07/01に亡くなった母方の祖母の墓参りをする予定になっている。とは言えいずれにせよ仙台まで出なければならない。という事で、来た時[日記]とは逆のルートで中野栄駅[Wikipedia]から再び仙石線[Wikipedia]に乗って仙台へ戻る事となった。

みちのくコミティアのスタッフの方が運転するシャトルバスを降りて駅のホームに降りた際、ベンチに忘れ物と思われる黒い財布があったのでダッシュで階段を駆け上り改札の駅員さんに届けた。無事に持ち主に届いていれば良いのだがと思う。おれはこうして小さな徳を積むのが好きだ。きっと巡り巡っていつか自分の元に幸運が戻ってくると考えている。

仙台駅

20分程度電車に揺られて仙台駅で降りる。車内で妻は気絶して寝ていたがおれは座れなかったので立ったままだ。仙石線が普段どのくらい混雑しているのかは分からないが、少なくともガラガラではなかった。当たり前だが知らない駅ばかりだ。

前述した相鉄フレッサイン仙台だが、公式サイトには以下のように書かれている。

仙台市営地下鉄南北線/東西線 仙台駅 西1出口より徒歩4分

JR仙石線 あおば通駅 出入口2より徒歩5分

JR仙台駅 西口より徒歩7分

知見ゼロの土地なので正直これを見ても何が何やらである。妻と「あおば通駅の方が近そうだね」と話したのだが、次の電車が来るまで10分以上あったので改めて電車に乗るのは諦めて、このまま仙台駅から歩く事にした。寝不足と見知らぬ土地を歩く緊張感の相乗効果で一気に疲れが出てきている。早く宿で休みたい。

仙台駅ペデストリアンデッキ

GoogleMapを見ながらホテルの方角へ向かったのだが地上からの道は閉ざされていた。どうやら駅前の巨大な歩道橋を通らなければ辿り着けないようだ。正式にはペデストリアンデッキ[Wikipedia]と呼ぶらしい。重い荷物が入ったキャリーを引いてヒイヒイ言いながらエレベーターを探しペデストリアンデッキまで戻る。今回のイベントでは残念ながら思っていたより売れなかったので荷物が減っておらず重いのだ。

後から調べて知ったのだが、仙台駅のペデストリアンデッキは日本一の規模を誇るとの事である。世の中は知らない事ばかりだ。その日本一のペデストリアンデッキを少し歩くと漸くホテル公式サイトの案内と合致するルートに乗る事ができた。これは慣れている地元民には便利な存在なのだろうが、GoogleMapを頼りに歩く初見の人間には中々辛い道程だった。

相鉄フレッサイン仙台

仙台駅前で道に迷って大分遠回りをしてしまったが、17:06に相鉄フレッサイン仙台に到着した。

チェックインを済ませて部屋へ向かう。最近のビジネスホテルは予約時にQRコードが発行されるので、それを受付機に読み取らせて幾つかの項目を入力するだけでチェックインが終わり、入室カードまで自動で発行してくれるので楽だ……と思ったが、客側が要する時間は昔ながらの通りフロントで住所氏名を書いてカードを貰う場合とそんなに変わらない気もする。とは言え今や電子化ペーパーレス化は絶対正義の世である。少なくともホテル側の手間は減るのであろう。

部屋到着

この椅子はベッドを跨がないと辿り着けない。
枕元に電源あり。

ここを野営地とする!

必要なものがコンパクトに纏められており設備的には問題無い。珍しく風呂場とトイレが分かれていた。その分部屋は狭く寛げるような余裕はほぼ無い。窓際に備えられている椅子に座るのも一苦労だった。

窓からの景色

今回は最上階角部屋の1219号室なので見晴らしも良い。朝から只管写真を撮りまくってモバイルバッテリーもiPhoneの電源も尽きかけていたので、それらを電源に突き刺して飯を食わせた後、珈琲を淹れて窓際の椅子で一休みした。この場合でも広縁[Google]と呼ぶのだろうか。呼ばないだろうな。

Twitter

朝に新幹線で駅弁を食べてから何も食べていないので腹が減った。特に妻は強い空腹を訴えていたので飯屋を探す。

ベッドでゴロゴロしていると、地元民からのタレコミでこのような情報を得られた。調べてみるとこのホテルの直ぐ近くに牡鹿半島 朝市店[公式]があるようだ。今夜はそこにしよう。

喫煙所

ここはフロントの近くに喫煙所が備えられている。最近は全室禁煙で別に喫煙所が用意されているタイプのホテルが多い。一服した後、先程紹介された牡鹿半島 朝市店に向かう事にする。猛烈に腹が減った。

牡鹿半島 朝市店

目的地の牝鹿半島 朝市店は、現在地の相鉄フレッサイン仙台から徒歩僅か2分の距離だった。→ルート[GoogleMap]

仙台朝市

この時間でも外はまだ明るい。その名の通り朝市が開かれる場所のようだ。

朝市の垂れ幕がある通りを抜けると曲がり角に目当ての店が見付かった。既に店内は込み合っているようだ。時刻は18:30過ぎで丁度飯時である。一足遅かったか……?と思ったが、無事に着席できた。助かった。

お通し

取り敢えず生命の水を頼んで今日の疲れを癒やしているとお通しが来た。

何だろう?と思ったらゲソだなこれは。旨い。

ゲソ焼き動画

動画も撮ったので載せておく。

くじら赤身刺

繰り返しになるが腹が減っている。空腹に耐えかねて旨そうな物をどんどん頼む事にした。

まずはくじら赤身刺が来た。薬味として生姜と擦り下ろしニンニクが付いているが、新鮮なので薬味は要らないくらいだ。

仙台味噌ねぎ油揚げ

仙台味噌ねぎ油揚げ

「まずはこれを頼め!」とメニューにあった油揚げ。味噌が乗っている。仙台と言われれば牛タンしか連想しなかったが仙台味噌も名産のようだ。旨い。

ビールでも良いが日本酒に合いそうなメニューが多かったので、グラスを空にした後は地酒のあたのごまつ ささら[公式](純米吟醸)を注文する。普段仕事で外で飲む時には酔い過ぎないようにビールだけにするのだが、今日は宿も近いので日本酒を飲んでも大丈夫だろう。酒を飲めるのに旅先で地酒を飲まないのは勿体無い。機会損失だ。

いろいろ食べる

仙台牛タン厚切り炭火焼
ほたてふわふわチーズ焼
縞ほっけ原始焼
笹かま梅しそ揚げ

あたのごまつをチビチビ舐めながら旨そうな料理をどんどん頼む。牛タンは柔らかくて旨かった。特に旨かったのは最後の写真の笹かま梅しそ揚げだ。生で食べられる笹かまぼこを揚げているのだからどう考えても旨いに決まっている。

焼きおにぎり

仙台味噌焼むすび

いや旨かった。幸福だ。シメには炭水化物の味噌焼きおにぎりを食べる。

お会計

大満足の内容であった。確かに旨かった。余り酒を飲まなかったので会計もそこまで高くならなかった。

相鉄フレッサイン仙台(再)

仙台の幸も堪能して後は帰って寝るだけ……とは行かず、コンビニに寄って色々買い出しをした。あれだけ食べたのに妻がスターバックスに寄りたいと言い出したので、コンビニの袋をぶら下げて所在無くスターバックス コーヒー 仙台南町通り店[公式]の外で待つ羽目になった。詳しくは知らないのだが、スターバックスのアプリには行った店の記念スタンプを押すような機能が備わっているらしい。集客のために色々考えるものだな。

相鉄フレッサイン仙台は使い捨ての全てのアメニティをフロント近くで持って行く貌なので、歯ブラシや剃刀などを手に取って部屋に戻った。入浴剤があるのもありがたい。入浴剤が提供されているかは宿によって異なるのでお出かけセットには入浴剤が入っているが、今回は使わずに済んだ。

1219号室

きたっくま。疲れた。

夜景

風呂に入った後、甲斐甲斐しく妻にマッサージをしてやると23:30頃に気絶した。おれは寝付けずに明かりを落とした真っ暗な部屋から外を見ていた。寝不足で早朝から動いてクタクタに疲れており、明日の為にも即座に寝るべきなのだが気が昂ぶっていて眠れない。こういう時はいつも妻の寝付きの良さが羨ましくなる。寝付きが良いと言うよりも気絶している気もするが。

蒸し暑くて息苦しくなり急に窓を開けたくなる。窓のロック解除が中々分からずガチャガチャやって細く窓を開け、外の空気を吸うと少し落ち着いた。眠りに落ちたのは恐らく01:00を回ってからだと思う。

(続く)

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