これは2024年の雑日記である。仕事以外には余りネタがない生活なので、日によって書いたり書かなかったりする。
はじめに
年の初めに「よし今年は日記を書こう」と決意して書き始めたものの、見ての通り面倒になって中断していた。面倒というより、仕事で2020年6月より参画していたプロジェクトから離任し、今年2024年4月から新しい現場に移動したことにより、仕事が忙しくて呑気に日記を書いてる精神的余裕がなかったのである。
一ヶ月も経つと次第に余裕も生まれてきたので、再び少しずつ書いていこうと思う。
2024-05-26日
妻がコミティア[公式]148に出店するので06:00に起きて朝から東京ビッグサイトを往復した。
先週の土日はデザインフェスタに参加してきたので連続である。昼寝をして生活リズムを崩したくなかったが、寝不足で頭痛がしてきたので12:00過ぎに横になった。夕方にまた妻を迎えに行かねばならないので、この状態で運転するのは怖い。
午睡の微睡みの中で卒業式の夢を見た。シチュエーションも登場人物も毎回異なるが、大抵は起き時に嫌な気分になっている夢だ。おれの精神の中で卒業式はある種の象徴なのかも知れないが、自分でそれを認識できないのが気持ち悪い。
2024-05-27月
WordPressのW3 Total Cacheプラグイン[公式]で、キャッシュにredisを使う事に成功したので、手元に残しておいたメモとログから構築手順を整理してブログ記事を書く。月曜から何をやっているのか分からないが満足感はある。
以前はあれほどターミナルからvimを使うのが嫌だった(何せ終了させるコマンドを毎回忘れる)のだが、今回は仕事でvimを使わざるを得ないのですっかり慣れてしまった。php.iniを編集する際に、WordPressコンテナにvimもviも入っていなくてWindowsで編集しなければならないのにちょっとイラッとしたくらいだ。人間の適応能力は凄い。
2024-05-29水
本日は在宅勤務デー。昨夜はお客に付き合って18:00過ぎから22:00近くまで飲んでいたので朝からぐったりと疲れている。おれは客と酒を飲むのも仕事だと割り切れるタイプだが、今回のプロジェクトでは翌日が平日なのにも関わらず飲みに連れて行かれるので少々疲れる。体は正直だ。
昨夜は大嵐だったが今朝は朝から晴れていた。疲労でやる気は失せていたが、本日は3つ打合せが入っている。
リバースプロキシのnginxで静的コンテンツをキャッシュする
自宅サーバの構成だが、WordPressの前にnginxをリバースプロキシとして立てている。
「静的コンテンツはnginx、動的コンテンツはApacheが早いぞ」というイマイチ信憑性の薄い記事をどこかで見て、フロントのnginx側で静的コンテンツをキャッシュさせてみようと思った。(仕事は?)
- nginx proxyキャッシュまとめ:https://qiita.com/aosho235/items/bb1276a8c43e41edfc6f
nginxのキャッシュはRAMディスクに置けば早いんじゃね?と思ってnginx.confをゴリゴリ書き換えて試してみたが、上手くキャッシュが生成されず時間切れ。次の打ち合わせが始まってしまった。また今度にしよう。
そもそも何か性能対策をやるにしても、W3 Total Cache[公式]+redisの効果を検証してからだ。redisに変えたので多分そっちに任せた方が早い。自宅なのに性能テストをするのは面倒なので、結局このまま放置すると思う。
犬散歩
仕事を切り上げて飯の前に犬を散歩に連れて行く。仕事が終わった後なのにこんなに外が明るい。
散歩ルートを歩いていると猫がいた。何度か見掛けた事のある猫だと思う。うちの犬は「ねこ?ぼくと友達になろ?」と近寄ったのだが、クンクンしているとシャーッとやられて終わった。おれと同じで距離感を掴めないやつだ。
晩飯
昨夜食べそびれたカレーを食べる。アスパラはこの時期になると実家から送ってくれるものである。
2024-05-30木
平日は仕事が生活の殆ど全てを占めているので、日記を書こうにもネタがほぼない。
晩飯は実家から送って貰った蕎麦を食べるつもりだったのだが、冷凍庫の氷が切れていたので別のメニューとなった。蕎麦を茹でた後、麺を締めるのにある程度の量の氷が必要になるのである。残念ながら蕎麦は明日の昼飯に回そう。
駅メモ わくわく♪でんこの職業体験!
駅メモ[公式]である。ポチポチ進めていた「わくわく♪でんこの職業体験!」をやっと完走した。ルールはこうだ。
- 駅にアクセスすると何らかの素材が手に入る。
- 素材を組み合わせて製品を作る。製品により偉える得点が違う。
- 素材にはレアリティが設定されている。
- アクセスするでんこ(画像に写っている様々な女の子だ)によって、手に入る素材が異なる。
この通り単純明快である。面白いか?と訊かれると特にそうは思わない。虚無だ。ただの作業である。だが駅メモはこの手軽さが良いのだ。ゲーム性はイベントがあろうがなかろうがほぼゼロに近い。
明日15:00がイベント終了なのでギリギリだった。達成感よりも「やっと終わった」という開放感の方が強い。称号取得時点の獲得人数が4209人なので、このくらいが活発に活動しているユーザー数なのかも知れないと思った。
Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案
勤労で疲れていたので何もする気にならない。夕食の後はダラダラと寝転がりながら、カクヨムに投稿されていたモキュメンタリー[Wikipedia]のホラー小説「Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案」を一気に読み切ってしまった。
- Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案:https://kakuyomu.jp/works/16817330661255935630
前半は怖がりながら面白く読み、中盤で大きく話の流れを変えたのを興味深く読んだが、結末は充足感には至らなかった。
おれはホラー小説が好きでそれなりに読んだが、序盤に提示される不可解な情報の断片によって、自分の中で恐怖が膨れ上がって行く過程が最も怖いと思う。そしてそれらが次第に繋がって行く描写で一気に話に引き込まれる。そこまでは見事だった。
物語の結びに向けて膨張した怪異を収束させるための理由付けを始めると、途端に恐怖が萎んでしまうように思う。これは以前に近畿地方のある場所についてを読んだ際にも同じように感じた。スケールが萎む、というよりも、怪異のロジックや法則が見えてしまうと恐怖心が薄れてしまうのだ。謎解きにカタルシスはあっても恐怖は少ない。
ホラー小説の結末としては、この場でぱっと思い付くだけでも
- 怪異から規則性を導き出す事ができた。その結果……
- 封印に成功し王道冒険物語でハッピーエンド。
- 怪異のロジックは導けたが[死亡|破滅]して終わる。
- 自分[が|も]怪異そのものになってしまう。
- 導けたと思ったら間違いだった。更にその後に真実が明らかになる。
- 無制限に怪異が膨らみ……
- 明確な人類[衰退|絶滅]エンド。
- 地球の支配者交代SFエンド。
- 話が冒頭に繋がる無限ループ。
- 曖昧なままにして嫌な読後感で終わらせる。
などのパターンがあると思うが、いずれの場合でも終盤の恐怖は低下する。畢竟、自分の頭の中の想像が最も恐ろしいという身も蓋もない話であり、駄々っ子の無い物ねだりに過ぎない。
物語には何らかの決着を付けるべきであると個人的には思っている。それが何かを語り始めた創作者のあるべき姿だと。好き放題に感想を書いたが、きちんと物語を終わらせた本作には好感を持てた。