タクティクスオウガ リボーン プレイ日記 2023-01-28

タクティクスオウガ リボーンChapter2(L)

ロンウェー公爵が立案した非情な策に従い、騎士レオナールと共にバルマムッサの町で住民を虐殺したデニムとカチュア。ヴァイス・騎士ラヴィニスとは袂を分かつ事になった。そしてCHAPTERⅡの幕が上がる。

CHAPTERⅡ 誰も僕を責めることはできない

現在までのプレイ時間は8時間41分。そろそろ10時間になる。

CHAPTERⅡ オープニング

公爵の思惑どおり 『復讐』に燃える解放軍の指揮士気は高まり
城や町の奪還に成功した

一方 その惨劇は ウォルスタ人の結束を頑強にしたが
敵陣営における反枢機卿派の決起を 促すことはできなかった――

ヴァイスらが 虐殺の真相を広く流布していたためである

公爵の目論見に反し それは
枢機卿への支持を高めることになった

その結果 両軍は スウォンジーの森を挟んで膠着状態になってしまう――

功を焦る公爵は 枢機卿の本拠・コリタニ城を目指し
無謀な強行作戦を決行しようとしていた

撹乱を命ぜられたデニムは
廃墟と化したバルマムッサに上陸する――

ヴァイスと騎士ラヴィニスがバルマムッサ虐殺事件の真相を流布する事により、ロンウェー公爵の策はほぼ失敗に終わった。結果として殺されたバルマムッサのウォルスタ人は犬死にとなったようだ。完全に手の汚し損である。

誰も僕を責めることはできない

誰も僕を責めることはできない

バルマムッサの町へ

デニム カチュア

デニム
「姉さん、うまく侵入できたみたいだ。まだ誰も気づいていないよ。」

カチュア
「そうね――、町に駐留しているガルガスタン兵も少ないようだわ。
 これなら、たいした被害を出さずに任務を遂行できそうね、」

オープニングで語られた通り、金竜騎士団はバルマムッサの町に密かに上陸したようだ。またここか……。

ロンウェー公爵「わかっておる。貴公に言われんでもわかっておるわ。」

ロンウェー公爵 騎士レオナール

騎士レオナール
「なんと、この数で決戦を挑まれると?本気ですか――?」

ロンウェー公爵
「そう、声を荒立てるな。」

騎士レオナール
「よいですか、殿下。確かに以前より我が軍の兵力は増えています。
 しかし、ガルガスタン陣営内の反枢機卿派を武装蜂起させることができなかった以上、
 我々ウォルスタ解放軍がその規模、戦力、すべての面で劣っているのは変わりませぬ。」

ロンウェー公爵
「わかっておる。貴公に言われんでもわかっておるわ。」

騎士レオナール
「ならば、今一度お考え直しを。」

ロンウェー公爵
「まあ、私の策を聞け。そのうえで好きに反論すればよい。」

更にウォルスタ陣営の首脳陣は意見が合わずこの有様。ロンウェー公爵には忠実だった騎士レオナールも、今や正面から批判を口にする状態である。完全に負け戦の展開だ。

ロンウェー公爵「戦力ではやつらの方が上。二分したとて、勝てると踏むはずだからだ。」

ロンウェー公爵 カチュア

ロンウェー公爵
「まず、一個小隊をコリタニ城の南西に位置するバルマムッサへ派遣する。
 町の占拠後、ゾード湿原まで進軍して――」

騎士レオナール
「側面から敵を撹乱しようとでも?ひっかかるとは思えませんが――」

ロンウェー公爵
「いいから、黙って聞け!小隊の指揮は英雄殿にとってもらう。
 同時に、上陸したのは小隊ではなく戦力の大半だと噂を流す。その噂がやつらを惑わすのだ。
 我々がアルモニカから来るのか、それともバルマムッサからなのか、と。」

カチュア
「敵はその情報を信じるでしょうか?」

ロンウェー公爵
「信じさせるために、貴公ら❝ゴリアテの英雄殿❞に出向いてもらうのだ。
 英雄殿が率いているのだ、惑わせるには十分だろう。バルバトスもそれが小隊とは思うまいよ。
 しかし、小賢しいバルバトスのことだ。噂を真に受け全戦力をバルマムッサへ向けることはないはず。
 戦力を二分し、片方をスウォンジーの森へ、もう一方をゾード湿原へ派遣するに違いない。
 戦力ではやつらの方が上。二分したとて、勝てると踏むはずだからだ。
 しかし、その戦力が二分されれば、我らにも勝てる望みは出てくる。」

相手の戦力を二分しても勝てるかどうか分からないって、戦力差がありすぎなのでは……?もう終わりだよこの戦。

❝ゴリアテの英雄殿❞からも皮肉が伝わるし、場が全体的にギスっている。

ロンウェー公爵「戦力の分散に失敗しても、経済封鎖による弱体化をはかれる――というわけだ。」

騎士レオナール
「それほどうまくいきましょうか?万が一、二分されないときは――」

ロンウェー公爵
「二分させればよいのだ。私の策にはまだ続きがあるのだよ。
 上陸した英雄殿はコリタニ城に攻め込むと見せかけて、西の港町アシュトンを占拠するのだ。
 戦力がコリタニ城に集結している今なら容易に落とせよう。」

騎士レオナール
「そうか、バルマムッサとアシュトンを落とせば海への出口がなくなる――」

カチュア
「――――?」

騎士レオナール
「我々ヴァレリアの民にとって海洋貿易はなくてはならない生活の手段だ。
 それはガルガスタンも同じ、ましてやコリタニは内陸の居城。港を占拠されることは生命線を断たれるに等しい。
 ウワサを信じる信じないに関わらず、戦力を二分せざるをえないのだよ、ガルガスタンは。」

ロンウェー公爵
「万が一、戦力の分散に失敗しても、経済封鎖による弱体化をはかれる――というわけだ。」

己の策に自信満々なロンウェー公爵だが、策士策に溺れるとなりそうな危うさが感じられる。

  • ガルガスタンが兵を二分しない場合
    • ①港町アシュトンの占領に成功する→経済封鎖による弱体化をはかれる
    • ②失敗する→ウォルスタが陣営の敗北
  • ③ガルガスタンが兵を二分する場合→ウォルスタ陣営にも勝ち目が出てくる

①か③に進んだとしてもまだまだ優勢とは言えないな。

ロンウェー公爵「かなわぬと判断したならば、速やかに撤退するがよい。」

デニム
「囮となった我らはどうなりましょう?」

ロンウェー公爵
「かなわぬと判断したならば、速やかに撤退するがよい。」

騎士レオナール
「ガルガスタンの出方を見きわめてからの決戦となりますな――」

ロンウェー公爵
「案ずるな、レオナール。策は完璧だ――」

騎士レオナール
「御意のままに――」

負けそうになったら撤退して良いよと簡単に言ってくれるけど、そもそもその状況から逃げ道はあるのだろうか?バルマムッサの町を捨て石にしたように、平然と切り捨てられるとしか思えない。

また、ここでも勝利してしまうと、デニム率いる金竜騎士団に功績が集中し過ぎてしまう。ガルガスタンに勝利した後、ロンウェー公爵にとってデニムの存在は目の上のたんこぶになりそうだ。勝ち抜いてきた実力もあるので邪魔になっても簡単には消せない。戦後のヴァレリアの統治まで見据えると、デニムにはこの作戦で消えてくれた方が望ましいのかも知れない。

バルマムッサの町:戦闘

偵察

偵察によると敵ユニットのレベルは10。こちらは11なので、いよいよレベル差が無くなってきた。

10ユニット配置できるマップだが、こちらは汎用ユニットを3体しか運用していないので8ユニットしか居らず人数差があり、更に上から弓と魔法を射たれる形である。苦戦が続くな。

デニム「進めッ!ガルガスタン兵を皆殺しにするんだ!」

デニム
「進めッ!ガルガスタン兵を皆殺しにするんだ!」

あんなに頼りなかったデニムだが、バルマムッサで一皮剥けて今ではこの通り一端の指揮官である。

短い台詞だが、ここでの声優の演技は狂気が入っていて良かった。

勝利条件:敵を殲滅せよ!

勝利条件

敵を殲滅せよ!

バルマムッサの町:1

ウィッチのアイスブラストⅡがそこそこ強い。射線を確保できればアシッドレインよりこちらを使う。

進軍しないと一方的に上から攻撃を受けるばかりのマップなので、やむを得ず分散してユニットを進める。クレリックのヒールが届く範囲であれば、多少は突出してもカバーできる事は分かっている。

バルマムッサの町:2

ヴォルテールも必殺技を覚えていたので積極的に使う。300ptsを超える。

バルマムッサの町:3

マップ左側から魔法を連発してきたウィザードとウィッチを仕留めた。広いマップなので時間が掛かった。

デニム「よし、このままゾード湿原まで進むぞ!」

デニム
「よし、このままゾード湿原まで進むぞ!」

バルマムッサの町:戦闘後

WAR TROPHY

ボーナスタスクにより経験値のチャームが5つ得られた。これで兵の増強をしろという事かな。

EXP TOTAL

戦闘で得られた経験値5685は全て捨てられてしまったが、経験値のチャームは1つだけ手に入った。

称号取得:ゴリアテの虐殺王

バルマムッサの町での虐殺に加担した事で、不名誉な「ゴリアテの虐殺王」の称号を獲得。

ユニオンレベルが11から14に上昇した。ヴァイスと騎士ラヴィニスの離脱により全体的に戦力が減少しているので、流石にここらで演習が必要な頃合いだろうと思料する。

ウォーレンレポート

現在までのプレイ時間は9時間17分。折角なので称号を「ゴリアテの虐殺王」に変更しておいた。

ウォーレンレポート PEOPLE:ラヴィニス・ロシリオン

 アルモニカ騎士団所属。ウォルスタ人。

 ウォルスタ人の父とガルガスタン人の母の間に生まれた混血の女性。騎士レオナールに次ぐ実力者としてロンウェー公爵を支えてきた冷静沈着な指揮官として振る舞う一方、曲がったことを嫌う頑固な一面も持ち合わせている。

 公爵の立案したバルマムッサの住民虐殺に反対し、レオナールらと対立。ウォルスタ解放軍から離反した。

騎士ラヴィニスのウォーレンレポートは、前回から赤字の箇所が変更されている。

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