タクティクスオウガ リボーン プレイ日記 2023-02-16

タクティクスオウガ リボーンChapter3(L)

ガルガスタン軍に対し数で劣るウォルスタ軍。その起死回生の一手として、ガルガスタンの最高指導者であるバルバトス枢機卿の首を狙い、ブリガンテス平原を経てコリタニ城を攻め落とす奇襲作戦が開始された。ブリガンテス城を目指して行軍する金竜騎士団は、マデュラ氷原にてガルガスタン軍の哨戒部隊と会敵、これを撃破するも、敵指揮官の騎士ディダ―ロを取り逃がし、騎士ディダ―ロはブリガンテス城へと撤退した。

ブリガンテス城へ

現在までのプレイ時間は21時間42分。

タクティクスオウガのやり過ぎで公私共に忙しくなってきたので今週は少しプレイを中断していたので、一通り急ぎの仕事と雑務を殺し終わったので遊ぶ事ができた。間を置いてしまうと本作への愛が冷めてしまうかと心配だったが杞憂であった。

ブリガンテス城

ブリガンテス城

ブリガンテス城

一年中雪で閉ざされた極寒の地・標高4200バスのブリガンテス平原に位置する城。

4200バス。また分からない単位が出てきた。

ブリガンテス城南

ブリガンテス城南

ブリガンテス城南

一年中雪で閉ざされた極寒の地・標高4200バスのブリガンテス平原に位置する城。正面入り口。

入口が二つ。どちらからでも攻められるようだ。どっちするかな……。

ブリガンテス城西

ブリガンテス城西

ホルボッス川に面した城の西側。内乱時の戦いで城壁が崩れている。

縮小マップを見比べて悩んだが、正面のブリガンテス城南を攻める事にした。西は川が渡れるか不明だったのである。どちらを選んでも上からひたすら矢を射られる事になるだろう。まあ城だしな。仕方が無い。

偵察

ブリガンテス城南

敵指揮官のレベルは21。こちらは全員がユニオンレベルの19なので差が付いてきた。

縮小マップを見て覚悟はしていたが、アルモニカ城とは違う圧倒的な石の塊である。ここを攻め落とすのか……。

ブリガンテス城南:戦闘

魔術師カークリノーラス

魔術師カークリノーラス
「来たな、ゴリアテの虐殺王よ!我らガルガスタン軍に挑むとはいい度胸だ!
 コリタニ城の背後を突こうというその下策、我らがひねりつぶしてやろうぞ!」

良く言った。叩き潰してくれようぞ。

勝利条件:魔術師カークリノーラス

魔術師カークリノーラス

勝利条件

魔術師カークリノーラス

ブリガンテス城南:1

ブリガンテス城南

遥か高い城壁の上には3体のアーチャーが配置されている。まあ本作では体感的に弓がかなり弱体化されているように思えるので、そこまで驚異にはならないだろう。とは言えうざったいのは変わらない。

ブリガンテス城南:2

ブリガンテス城南

ここが思案の為所である。どのルートから攻めるか?

中央の階段を登るのは論外であろう。幅が1マスだけの通路が続いており確実に渋滞が発生する。こちらの進軍よりも敵方のナイトが到着する方が早く、前線が膠着している間に上から矢を射られるだけだ。

そうなると残るは右か左になるが、右側は最後に城壁をよじ登る羽目になりそうだ。消去法で左側から攻め上がる形になるな。左側も1マスになるポイントは存在するが、全体的に坂が緩やかだ。

風使いカノープス「上にいるアーチャーが邪魔だな。」

風使いカノープス

風使いカノープス
「上にいるアーチャーが邪魔だな。あいつらをなんとかしないと城壁に近づけないぜ。」

はい。

ブリガンテス城南:3

ブリガンテス城南

取り敢えずカノープスが城壁に登り、続いて足の早い前衛を前進させる。

今回はやたらと自軍ユニットが拾える場所に直接攻撃力UPのバフカードが出た。時間が掛かる城攻めだ。拾っておこう。

ブリガンテス城南:4

ブリガンテス城南

城壁の上に配置されていたホークマンがノコノコ前線へ降りてきたので殴っておく。

ブリガンテス城南:5

ブリガンテス城南

嫌なのは弓兵だけなので、前に出てきたアーチャーは徹底的に叩く。

ブリガンテス城南:6

ブリガンテス城南

城壁の下からでもヒールが届くので助かる。前衛ユニットに戦わせて後からサポートする理想的な状況。

ブリガンテス城南:7

ブリガンテス城南

遂にカノープスの直接攻撃が敵クレリックにまで届いた。

ブリガンテス城南:8

ブリガンテス城南

これで敵方のアーチャーは残1。後は物量で押すだけで勝てるだろう。慌てずミスをせず攻める。

ブリガンテス城南:9

ブリガンテス城南

こちらのウィッチも城壁を登り終え、押せ押せである。

ただ、たまに敵リーダーである魔術師カークリノーラスからアヴァランチⅡが飛んでくる。これは範囲攻撃なので、一度に数ユニットが200を超えるダメージを食らった。いよいよ密集陣形万能論も終わりか。

魔術師カークリノーラス「ええ、城内の援軍はまだか?ヘクターは何をしているのだ!!」

魔術師カークリノーラス

魔術師カークリノーラス
「くそ――、なかなか手強いぞ。公爵亡き後、他のゲリラとも手を結んだと聞いたが。
 ええ、城内の援軍はまだか?ヘクターは何をしているのだ!!」

これは見殺しにされていますね……。ぼくはロンウェー公爵から汚い策を学んだから詳しいんだ。

ブリガンテス城南:10

ブリガンテス城南

敵前衛を食い尽くして遂にヴォルテールが敵の懐に到達する。まずは護衛のアーチャーを叩き潰した。

ブリガンテス城南:11

ブリガンテス城南

マップ右側からヒタヒタと迫っていた敵ウォリアーを斃して……

ブリガンテス城南:12

ブリガンテス城南

これで終了だ。当初の想定通りに状況を進める事ができた。序盤にやたらと直接攻撃力UPのバフカードが拾えたので、時間は掛かったが予想よりもずっと楽だった。

魔術師カークリノーラスの最期

魔術師カークリノーラス

魔術師カークリノーラス
「バルバトス枢機卿――万歳――――我が――ガルガスタン王国に――栄光あれ――――」

ブリガンテス城南:戦闘後

WAR TROPHY:1

WAR TROPHY

レザレクションが手に入った。これは戦闘不能者を復活させる魔法っぽい。

後はこっちも複数マスを範囲に取る攻撃魔法が欲しいな。スパークファイアⅡはそれか?

WAR TROPHY:2

WAR TROPHY

ニンジャは作っていないのでボーナスタスクⅠは見送り。

経験値は8092が手が入ったが、前述の通り全員が既にユニオンレベルの19であるため、経験値のチャームⅡに変換された。

騎士ディダ―ロ「ここまで申しても我が命令を聞けぬと申すのか!」

ガルガスタン軍騎士
「しかし、すでにウォルスタ軍が城門を突破したのです。一刻も早く、コリタニ城の猊下にお知らせせねば!」

騎士ディダ―ロ
「そのようなみっともないマネをできようものか!猊下にこの城を守るよう命ぜられたのだ。
 私がディダ―ロ家の名誉にかけてヤツラを倒し、進軍を食い止めてみせると言っているのだ。
 ここまで申しても我が命令を聞けぬと申すのか!」

ガルガスタン軍騎士
「さ、されど、城内の牢獄には大勢の国賊どもがおります!ヤツラがウォルスタ軍と合流したら、我々は――」

あれ?騎士ディダ―ロ君、あんなナイスガイだったのに何かちょっと見ない間に雰囲気変わった……?

ブライアム翁「おまえも当家に仕える騎士のひとりならば当主の命に背かず、ただ忠義を尽くせばよい。」

ブライアム翁

騎士ディダ―ロ
「そのようなことはさせん!そのようなことにはならん!!
 ヤツラは不慣れなこの雪原地帯を行軍し、そして今、城内で戦闘を行っている。
 疲労も相当蓄積されていよう。やつらを城内に誘い込み、一気にカタをつける!
 私が城内の兵を表へ出さなかったのは、まさに、そのため!それがわからんか!」

ブライアム翁
「これまで、ディダ―ロ家は約束を違えたことがない。それはこの息子・ヘクターとて同じこと。
 おまえも当家に仕える騎士のひとりならば当主の命に背かず、ただ忠義を尽くせばよい。

ガルガスタン軍騎士
「御意にございます!」

こうしてガルガスタン軍首脳部への緊急連絡は現場で握り潰され、可哀想な女騎士は死地へと向かった。何故?

ブライアム翁「これを利用すれば枢機卿を亡き者にし、あるべき姿へ戻るというもの。」

騎士ディダ―ロ ブライアム翁

騎士ディダ―ロ
「これでよろしゅうございますか、父上。」

ブライアム翁
「そなたはディダ―ロ家の当主としてよくやってくれている。誇りに思うぞ。」

騎士ディダ―ロ
「もったいなきお言葉。恐悦至極に存じます。」

ブライアム翁
「そなたを死地へ送ることになるとはな――本当にすまぬ。」

騎士ディダ―ロ
「父上、おやめくださいませ。私はむしろ嬉しいのでございます。
 国家への忠義のためと言い聞かせてまいりましたが、心の奥底ではその忠誠心も揺らぐばかり。
 そこへ、あのウォルスタ軍の出現です。あれこそ、まさに天の啓示というべきもの。」

ブライアム翁
「あの者らはこの城を落とし、手薄となったコリタニ城を背後から突こうという作戦だろう。
 つまり、本隊はあの者らで、今、スウォンジーで戦っている連中は囮ということだな。
 無謀かつ稚拙な作戦ではあるが、これを利用すれば枢機卿を亡き者にし、あるべき姿へ戻るというもの。」

なるほど、ここまで読んで、やっとディダ―ロ家が企てている謀を理解した。

ディダ―ロ家の当主である騎士ディダ―ロ及び、その父親であるブライアム翁も現在のバルバトス枢機卿の独裁政権を快く思っていないが、王家に対する忠信故に動けずにいた。そこへ突如として現れたウォルスタ解放軍を奇貨とし、自らが本来忠誠を誓うべき王家に仇をなすバルバトス枢機卿一派を一層しようというのであろう。ウォルスタ解放軍によるバルバトス枢機卿暗殺の成功率を少しでも上げるため、デニムらの動きを現場で止めたのだ。

騎士ディダ―ロ「ディダ―ロ家の名誉を守ってご覧にいれましょう。」

騎士ディダ―ロ ブライアム翁

騎士ディダ―ロ
「この戦乱を終わらせることができるなら、私の命ひとつなど、安いものでございましょう。
 あとは父上にお任せいたします。牢獄の者達を――、ガルガスタンをお願い致します。」

城外の声
「ダメだ――――――を突破され――――――ッらが城内に――――」

騎士ディダ―ロ
「では、いってまいります、父上。ディダ―ロ家の名誉を守ってご覧にいれましょう。」

ブライアム翁
「うむ。そなたの最期、しかとこの目で見届けようぞ。」

つまり騎士ディダ―ロはここでデニムに討たれ死ぬ気だ。そうすれば少なくともディダ―ロ家の名誉は守られる。その後は投獄された(多分)穏健派貴族を開放して、国を立て直す!よいな!をやる気だ。

ウォーレンレポート

ウォーレンレポート

現在までのプレイ時間は22時間33分。ウォルスタ人を結構殺してるな……。血塗られた戦績だ。

ウォーレンレポート PEOPLE:ブルーノ・カークリノーラス

魔術師カークリノーラス

 ガルガスタン軍所属、ガルガスタン人。

 優れた魔術師であると同時に、気象学の第一人者。とりわけ統一戦争末期にブリガンテス地方を襲った気候変動に関する調査、研究に力を入れており、ドルガルガ王統治時代からブリガンテス城に身を寄せている。

 ブルーノは長年、ブリガンテス各地から届く膨大な量の気象および地形データを集計し、分析する日々を過ごしてきた。その習慣は簡単に変えられるものではなく、紛争再燃により研究室を離れた今も、彼の一日は夜明けの空を観察することから始まるという。

 ブリガンテス城が解放軍に襲撃された際、城の南側を守っていた。迎撃するも城内からは援軍が来ず、デニムらに討ち取られた。

有能な学者だったのに騎士ディダ―ロに捨て駒にされたのか。哀れ。

ウォーレンレポート PEOPLE:ブライアム・ディダ―ロ

 ブリガンテス城を守る騎士、ヘクター・ディダ―ロの実父であり、ディダ―ロ家の前当主。

 同家はコリタニの名門・オルランドゥ伯爵家につらなる血筋。ガルガスタンの現国王であるコリタニ公とも血縁関係を持ち、多くの国民から尊敬を集める有力者である。

こちらは国のための策謀で実子を捨て石にしようとしている男。

なるほど、ガルガスタンの国王はそのままコリタニ公なのね。バルバトス枢機卿に実権を握られたのか。

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