デニム率いる金竜騎士団はロンウェー公爵の作戦通り港町アシュトンの制圧に成功したが、バルマムッサの虐殺の際に兄を殺され、その復讐に燃えるアロセールに襲撃を受ける。家族を失ったアロセールは、虐殺に荷担したデニムを激しく詰った。辛くも襲撃を退けたデニムだが、アロセールの口から、ウォルスタ軍がスウォンジーの森での決戦に破れた事を知らされたのだった。
港町アシュトン:演習
現在までのプレイ時間は14時間17分。この週末で大分進んだ。
経験値のチャーム
演習を避けるため経験値のチャームを使おうとしてみたが、経験値のチャームⅡで+200、無印で+100だけだった。
全部使っても100×3+200×12=300+2400=2700か。全然足りないよ……。諦めて演習しよ。
勝利条件:敵を殲滅せよ!
勝利条件
敵を殲滅せよ!
ついさっきアロセールと戦ったばかりなので、このマップの勝手は分かっている。ちゃっちゃと終わらせよう。
港町アシュトン:1
さっきのアロセール戦では、マップ中央へ続く狭い小道は敵ユニットの進軍を食い止めるのに使ったが、今回は敵の数も少ないのでこちらのルートから積極的に攻める事にした。
港町アシュトン:2
想定通り、中央空き地の入口で敵味方入り乱れての殴り合いになった。
港町アシュトン:3
その間にマップ右側を攻め上がる。こちらのルートはこのように射線が取れるので、ウィッチの魔法も使い易い。
攻めて攻めてひたすら前線を押し上げ、マップ上部で最後のユニットに止めを刺す。楽勝だった。
EXP TOTAL
実時間で20分程度で終わったと思う。圧勝だ。これで経験値7513なので、レベルアップに経験値のチャームに頼るのがアホらしくなる。ユニオンレベルは17だが、後は自然体で進めるとしよう。
クァドリガ砦へ
クァドリガ砦
古代の砦跡。最後までこの島の覇権を争ったドルガルア王とロデリック王の決戦の場となった。
演習は一度で切り上げ、船を使ってクァドリガ砦へ移動する。ここに来るのは屍術師二バス戦以来だ。
まだゲームを始めたばかりの時にあの戦いはキツかった。
偵察:1
コントローラのスティックを倒す事で拡大・縮小できる事に今更気付いたので拡大している。
敵将のレベルは16。こちらより高い。
偵察:2
ゲストユニットがいた。見た感じ、敵に突っ込んで行きそうな外見をしている。最短で救援に向かわないと駄目そうな雰囲気だが、このマップは高低差があるので難しい。初期配置の右側に、クレリックとカノープスを配置した。
クァドリガ砦:戦闘
海賊ダッザ
「てめぇら、何モンだ!?ここへナニしに来やがった!!
ははぁん――、こいつを横取りしようって魂胆だな。そうはさせんぞ!
こいつにかけられた5千ゴートの賞金はオレ様のモンだ。てめぇらには渡しゃしねぇぞ!
いいか、ヤローども。こいつらを皆殺しにしろ!ひとり残らず片づけるんだ!!」
何やら勘違いをしておられる方がいる。上陸地点にガルガスタン軍が待ち伏せしていたのかと思ったが、全然違って単に賞金首ハントに巻き込まれただけだった。逆ラッキースケベだ。
勝利条件:海賊ダッザを倒せ!
勝利条件
海賊ダッザを倒せ!
海賊ダッサ、に見えてONE PIECE批判かと思った。
嘘です。見えてません。
クァドリガ砦:1
予想通り、ゲストユニットの傭兵ザパンが敵に囲まれている。こちらも全速前進だ。
敵にはまた所見のモンスターユニットが混ざっている。こいつはゴツい外見だが意外にも魔法使いタイプだった。よく見るとレベル15でHPが1000を超えているな。この先こんなのばっかりになるのか……。
クァドリガ砦:2
傭兵ザパンのHPが見る見る削られるがプレザンス神父のヒールが微妙に届かない。駄目かこれは……?
クァドリガ砦:3
魔法は直進するので、このように高低差があるマップでも真っ直ぐに上に飛んでくれる。また一つ利口になった。
クァドリガ砦:4
傭兵ザパンが斃されて最初からやり直しかなあと思ったが、カノープスが飛んでキュアシードを食わせる事で何とか間に合った。持たせておいて良かった。これで進軍するまで耐えられるだろう。
傭兵ザパン「幾度も死線をくぐり抜けてきたンだ、こんな海賊風情に負けるわけがねーだろがぁ!」
風使いカノープス
「よぉ、オッサン。アンタ、なんでまた賞金首なんてやってるんだい?」傭兵ザパン
「賞金首だなンてどんでもねぇ。オレはただの傭兵だ。
おまえさんこそ、この島の有翼人じゃないな?羽の色が違うからな――大陸からか?」風使いカノープス
「ああ、そうさ。オレもアンタと同じ傭兵ってわけだ。
それにしても、アンタ、余裕だな。助けはいらないのかい?」傭兵ザパン
「バカにするンじゃねぇ。こちとら百戦錬磨の傭兵サマだぜ。
幾度も死線をくぐり抜けてきたンだ、こんな海賊風情に負けるわけがねーだろがぁ!」海賊ダッザ
「この海賊ダッザ様をナメるんじゃねぇぞ!!」
楽しそうだな君ら。
クァドリガ砦:5
徐々に敵を掃討しながら進軍する。この調子なら何とかなりそうだ。自分でコントロールできる戦いは楽しい。
救出対象である傭兵ザパン自体の打撃力もかなり高く、回復さえしておけばこのように勝手に敵を減らしてくれる。
クァドリガ砦:6
残るは海賊ダッザだけになったので攻撃を集中する。なお、迂闊に海賊ダッザに接近したカノープスは、必殺技のアイスプリズンで500pts近いダメージを食らって戦闘不能に陥っている。強いわこいつ。
今回は戦闘不能者を出さずに終われるかと思ったが失敗した。油断すると駄目だな。
海賊ダッザの最後
海賊ダッザ
「くそったれめ!オレ様としたことが――ドジッた――ぜ――」
最後は傭兵ザパン自らのアイスプリズンが決まって勝利。
際どい戦いだった。暴力的な破壊力で手強い相手だった。
傭兵ザパン「被害が大きかったのは事実だが、それはお互い様だし、なによりも公爵が死ンじまったわけじゃねぇ。」
傭兵ザパン
「た、助かった――ありがとよ、おめぇらのおかげだ。」デニム
「あなたは何者だ?5千ゴートの賞金首とか言われていたけど――?」傭兵ザパン
「犯罪者ってわけじゃねぇぞ。おめぇと同じウォルスタ人の傭兵さ。
派手にやりすぎてな――ガルガスタンの連中に賞金をかけられたってわけだ。
でも、雇い主もスウォンジーで死ンじまってなぁ――まだ、銭をもらってねぇンだ。」デニム
「――やはり、解放軍がスウォンジーで敗れたというのは本当なのか。」傭兵ザパン
「なんだ、おめぇらはアルモニカへ引き返す途中じゃなかったのかい?
被害が大きかったのは事実だが、それはお互い様だし、なによりも公爵が死ンじまったわけじゃねぇ。
どっちにしたって、両軍共に自陣営の本城へ戻って、態勢を立て直さないとダメだろうな。
オレもアルモニカへ戻って公爵から約束の金をふんだくらねぇと――
どうせ、おめぇらもアルモニカへ戻るんだろ?道中、オレを雇わねぇか?安くしておくぜ。」
アロセールは去り際に「どうせお前らはもう終わりだよ」的な事を言っていたが、現場で戦っていた人間の見立てではどうも違うらしい。冷静な分析助かる。大体、大将のロンウェー公爵も討たれてないじゃねえか。
デニム「1.――いいだろう。」
1.――いいだろう。
2.悪いけど、遠慮しておくよ。
攻略サイトによると、ここで断ってもずっと先で仲間にできるらしい。だが、ここで申し出を断る理由は無い。実力の程も十分に見せて貰った。久々の固有ユニット参加だ!
傭兵ザパン「ああ、前金でくれとはいわねえかぇから安心しな。」
デニム
「――いいだろう。今は少しでも戦力が欲しいからね。」傭兵ザパン
「よぉし、商談成立だ。約束を忘れンなよ。
ああ、前金でくれとはいわねえかぇから安心しな。アルモニカに着いたら公爵からもらうとするさ。」
金欠部隊なので助かる。
クァドリガ砦:戦闘後
WAR TROPHY:1
蛮力の指輪が手に入る。その他、所持していない防具が色々手に入った。
WAR TROPHY:2
ゲルゲの口伝書……?口伝なのに書?
EXP TOTAL
経験値は+500されても3611だけでレベルが上がらず。何故……。
ユニット加入:ザパン
傭兵ザパンが加わった。ここで誰を外すかだが、汎用ウォリアーと汎用アーチャーを比べると、後者を外す形になるだろう。本作品では弓がかなり弱体化されているように感じる。
称号取得:無法者の敵
「無法者の敵」の敵の称号を得た。海賊ダッザを退治したからだろうか?
また、ショップに新商品が入荷したようだが、アイテム合成を連発したのでいよいよ軍資金が底を突いており1040ゴートしかない。いよいよ道楽でやっていた古銭収集も終わりか……。
ウォーレンレポート
現在までのプレイ時間は15時間17分。
今回の戦闘でカノープスが戦闘不能になったので、自軍負傷者数は+1されて6人となった。
ウォーレンレポート PEOPLE:ザパン・イリューダス
ウォルス解放軍の傭兵。ウォルスタ人。
金と引き替えに力を貸す戦闘のプロフェッショナル。金のためならどんなに汚い仕事でも請け負い、自分の母親でさえも敵に売ると噂されている。
ガルガスタン軍から賞金をかけられ、海賊に追われてたところをデニムに助けられた。雇い主をスウォンジーの森の戦いで失っており、デニムに雇用を願い出る。以後、金竜騎士団の一員となる。
ウォーレンレポート PEOPLE:ダッザ
オベロ海を荒らす海賊団の頭領。ガルガスタン人。
港町アシュトンの貧民街に生まれ、幼い頃から酒場で下働きをしていた。酒場で当時、名を馳せていた海賊ロンテーラと知り合い、一味に仲間入りする。ロンテーラがヴァレリア軍に捕縛され処刑された際、残された仲間をまとめあげ、新しい頭領となった。
賞金首であるザパンを追ってクァドリガへ向かった際に解放軍と遭遇し、デニムらに討ち取られた。
ウォーレンレポートに姓の記載が無いのは、クリザローの町で戦った屍術師モルドバ以来だ。
野卑な男だったが、海賊の頭領だけあって腕っぷしは強かった。
感想メモ
2022-01-15からタクティクスオウガ リボーンを遊んできたが、これ以上先へ進む前に、一度、ここまでプレイした感想の雑多メモを記しておく事にする。このサイト全体同様について言える事だが記載している内容はあくまでもおれの個人的見解である事を申し添えておく。殴り書きなので後から見直す。
- 全体的な評価は非常に高い。かなり熱中して遊べる。
- 令和の今の価値観で遊んでも、シナリオが色褪せておらず質が高い。SFC版を遊んだ当時は高校生だったが、当時の自分では気付かなかった所に目が行く。
- 固有ユニットには声付きなのが良い。運命の輪を遊んだのも大分前の事なので、個人的には騎士ラヴィニスはもう少し可愛い声が良かったが、慣れてくるとこれはこれで悪くない。
- 戦闘の難易度は高い。
- ネットでは賛否あるユニオンレベルだが、個人的にはあって良かったと思う。トレーニング等で幾らでも自軍のレベルを上げて実戦に挑めるのは現実的ではなく、些か興が削がれると思っていた。戦乱を通じて軍団全体のレベルが上がって行く、というのは受け入れられる。
- ゲームとして圧倒的戦力差で敵を蹂躙するという楽しみもあるだろうし、それを否定する気は無い。ただし、与えられた不自由の中で競い合うのがゲームだと思っているのでその中に楽しさを見出したい。
- そのため、自軍負傷者数をゼロに抑えるのはかなり難しそうだ。自軍負傷者ゼロが条件である称号が存在する事は理解しているが、CHAPTERⅠのクァドリガ砦における屍術師ニバス戦でそれを目指すのは早々に諦めた。どのステージでどの程度苦戦したかの指標として、数字に残しておきたいと思う。