タクティクスオウガ リボーン プレイ日記 2023-02-18b

タクティクスオウガ リボーンChapter3(L)

ブリガンテス城を守備する騎士ディダ―ロとブライアム翁は、王家に仕える身としてバルバトス枢機卿が牛耳るガルガスタン王国の有様を憂いていたが、その忠誠心故に動けず自縄自縛に陥っていた。そこに突如として現れるウォルスタ解放軍。彼らはウォルスタ解放軍に賭け、国に仇をなすバルバトス枢機卿を間接的に討つ策を立てる。覚悟を決めた騎士ディダ―ロをデニムが討ち倒した後、ブライアム翁はブリガンテス城に囚われていた政治犯、即ち反体制派を解放するのだった。

バハンナ高原へ

現在までのプレイ時間は23時間13分。

編成:ジュヌーン

ジュヌーン

部隊に加わったジュヌーンの装備等を確認する。ドラゴン殺しのスキルが多いな。逆に考えると、ドラグーンのスキルを上手く使わなければこの先のドラゴン戦は厳しいという感じだろうか。

バハンナ高原

バハンナ高原

バハンナ高原

一面雪で覆われた高原。なだらかな斜面にはジネの木が生い茂っている。

それではコリタニ城へ向かって南進!

ユニット配置

固有ユニットのジュヌーンが参画したため出撃枠が足りなくなってしまった。泣く泣く汎用ヴァルキリーを外す。ロンウェー公爵から預けられて以降、これまで長い間ありがとう。これからは安全な部隊の炊事任務(強めの幻覚)をお願いします。

偵察

バハンナ高原

偵察。全体的になだらかな斜面になっているが、幸いこちらがマップの上方に位置する。天然の遮蔽物も多く陣形を組むのも楽そうだ。敵ユニットは10体と同数で標準的な構成に見える。

バハンナ高原:戦闘

補給部隊長カムラット

補給部隊長カムラット
「あ~ぁ、オレもスウォンジーで戦いたかったなぁ。
 同じ補給物資を届けるにしてもブリガンテスじゃなくスウォンジーがよかったぜ。
 ――雪が降り始めやがった。
 ――ん?」

デニム
「ガルガスタン軍の迎撃部隊か!?予想はしていたが、さすがに動きが早いな!」

何やら随分のんびりした敵指揮官だ。危険の少ない後方任務の方が良さそうだが。

勝利条件:補給部隊長カムラットを倒せ!

補給部隊長カムラット

勝利条件

補給部隊長カムラットを倒せ!

補給部隊長カムラット「ブリガニア平原を超えてきた?そんな、まさか!」

補給部隊長カムラット

補給部隊長カムラット
「くそッ、なんだって、こんな辺境にウォルスタ軍が!ブリガニア平原を超えてきた?そんな、まさか!」

デニム
「どうやらブリガンテス城への補給部隊のようだな。
 それにしても、どうして補給部隊なんだ?城を落としたことが伝わっていないのか?」

騎士ディダ―ロが意図的に現場から報告を上げなかったので、ブリガンテス城が落ちた事は隠蔽されたようだ。

バハンナ高原:1

バハンナ高原
バハンナ高原

高台からの打ち下ろしなので敵後衛を狙える。これは楽なパターンのステージだ。

敵も陣形を組まずに突っ込んでくるので、敵前衛を突破してもう後列のクレリックにまで打撃が届いた。

バハンナ高原:2

バハンナ高原
バハンナ高原

前回のブリガンテス城城内の激戦に比べると嘘のように難易度が低い。楽勝パターンである。

敵指揮官の補給部隊長カムラットも最前線まで出て来ているので、これを集中して叩けば直ぐに終わらせられる。だが攻略サイトによると、騎士ラヴィニス(あれほど恋い焦がれていたのに既に懐かしい名前だ!)を仲間にするためには、ここで戦闘中の会話を見てフラグを立てる必要があるらしい。

補給部隊長カムラット「あの勇敢なお方が簡単に城を明け渡すとは思えん!」

補給部隊長カムラット

補給部隊長カムラット
「アシュトンからのルートは封鎖されているはず。何よりもアシュトンが落とされたとは聞いていない。
 やはり、こいつらブリガンテス城を落としたのか?いや、まさか!それは信じがたい!
 あの城を守っているのは、ディダ―ロ卿のはず!あの勇敢なお方が簡単に城を明け渡すとは思えん!」

デニムが
「どういうわけかわからないが、枢機卿が僕らの存在を知らないとしたらこれはチャンスだ!」

全く想定外の事態に狼狽する補給部隊長カムラット。知らぬは現場の兵隊ばかりなりという有様だ。

竜騎兵ジュヌーン「コリタニへ連絡が届いていないのは、ヘクターのおかげなのだよ、デニムくん!」

竜騎兵ジュヌーン

竜騎兵ジュヌーン
「コリタニへ連絡が届いていないのは、ヘクターのおかげなのだよ、デニムくん!」

デニム
「え!?それはどういう意味ですか?」

竜騎兵ジュヌーン
「ヘクターは我々と同じように、内心では枢機卿の政策に反対をしていたのだ。
 だが、きみも知ってのとおり、あの親子はとても忠誠心が高い――
 それ故、公然と反対の立場を取れなかったのだ。しかし、きみがあの城にやってきた。
 彼らは即座にきみらの作戦を見抜くと、それがうまく進むよう、ある作戦を計画した。」

デニム
「作戦――?」

竜騎兵ジュヌーン
「ディダ―ロ親子は自らの忠誠心の高さを逆手にとり、コリタニ城への連絡を阻止した。
 家名に傷がつくことだけは許さぬ――とな。彼らを日頃から知っている者なら逆らえるはずもない。
 さらに、城内の戦力が分散するよう指示を出した。これにより易々と、きみらは城を落とすことができた。」

ここで竜騎兵ジュヌーンによるドヤ顔種明かし説明。でも君、直前まで牢に入ってなかった?

竜騎兵ジュヌーン「彼らの忠誠心は並大抵のものではない。王家を裏切ることができなかったのだ。」

竜騎兵ジュヌーン

デニム
「何故?そこまでするなら、何故、僕らと共闘しようとはしなかったのですか?」

竜騎兵ジュヌーン
「第一に、きみらが共闘するに値するのかどうか、公爵と同じではないか、そこに疑問があった。
 第二に、彼らの忠誠心は並大抵のものではない。王家を裏切ることができなかったのだ。」

デニム
「そんな!では、彼はわざと僕に倒されることを選んだのか!」

竜騎兵ジュヌーン
「ああ。ヘクターはそういう男だ、そして――
 そして、父親のブライアム卿も今頃は――」

デニム
「そ、そんな――!!」

いやいや、ちょっと待ってくださいよ。報告を現場で握り潰すわ城内の戦力を分散させて守備を緩めるわで、がっつり裏切ってますよね……?デニムが「ガルガスタン人は全員処刑!父祖の代からの恨みを晴らすぜ!よ~しまずはコリタニ公からな!」みたいになってたら洒落にならなかったのでは。それに畢竟やりたかったのは自分達が死んだ後も家名は守りつつもデニムに手を汚させるって事でしょ?やっぱりここの流れは個人的にはスッキリしないな。

バハンナ高原:3

バハンナ高原

会話イベントも終わったようなので残党狩りに入る。戦闘自体は楽勝に近い。

補給部隊長カムラットの最期

補給部隊長カムラット

補給部隊長カムラット
「だから――こんなところへ――来るのは――イヤだったんだ――――」

もう会話イベントは終わったよな?と思ってカノープスが殴ったら、挟撃スキルが発動して汎用ウォリアーも殴りあっさり戦闘が終わってしまった。現場の兵隊はこうして何も知らされずに死んでゆく。

本作の挟撃スキルは大変良いと思う。戦闘中に背後を守るという当たり前の意識付けになる。

デニム「彼らの死を無駄にしないためにも僕は枢機卿を倒さねば――」

デニム

デニム
「彼らの死を無駄にしないためにも僕は枢機卿を倒さねば――」

最後にこの台詞が出ると、騎士ラヴィニスの加入フラグの1つが立つとの事である。注文が多い女だ。

バハンナ高原:戦闘後

WAR TROPHY:1

WAR TROPHY

今回は色々手に入った。スペルチャージとアシッドレインⅡ。ついでにペトロバーストも追加。

WAR TROPHY:2

WAR TROPHY

ニンジャ用の魔法が溜まってきてるけど、誰かをニンジャにクラスチェンジさせようかな?

ボーナスタスクⅡで氷のエレメンタルチャームを手に入れて、経験値は+800されて5526だった。まだユニオンレベルは19から上がらないので無意味なのだが……。

ウォーレンレポート

プレイ時間が24時間を超えて現在は24時間1分。

前回のブリガンテス城城内の戦闘で一気に戦闘不能者が6人出たので、+6されて自軍負傷者は13人となった。

ウォーレンレポート PEOPLE:ブライアム・ディダ―ロ

ブライアム翁

 ディダ―ロ家の前当主。ガルガスタン人。

 同家はコリタニの名門・オルランドゥ伯爵家につらなる血筋であり、ガルガスタンの現国王であるコリタニ公とも血縁関係を持つ。

 バルバトス枢機卿によって変わり果てた祖国を憂いている。ウォルスタ解放軍の進軍を利用し、ブリガンテス城内に投獄されている反体制派の者たちを開放させた。その一方で王家への忠誠も貫き、ブリガンテス陥落の責任を取って自刃して果てた。

これで由緒正しいディダ―ロ家も断絶だろうか。

ウォーレンレポート PEOPLE:ヘクター・ディダ―ロ

騎士ディダ―ロ

 

ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。

 コリタニの名門・ディダ―ロ家出身の騎士。代々コリタニ公に仕えており、ガルガスタン王国に対する忠誠心はきわめて高い。ザエボス将軍の配下として、ブリガンテス城の守備を任されていた。

 バルバトス枢機卿の独裁によって変わり果てた祖国を憂いており、父・ブライアムと共謀してウォルスタ解放軍に枢機卿を討たせようと画策する。忠義の強さと名家の誇りを逆手に取り、コリタニへは解放軍侵攻の報を伝えさせず、その一方で自らは命を投げ出し、ブリガンテス城を解放軍に占拠させた。

 このヘクターとブライアム親子の悲劇は、後世、戯曲化され、騎士の鑑、英雄として大衆に愛されることになる。

恐らく戦闘中の会話を見た事をトリガーとしてか、前回より大幅に加筆・修正されている。

ウォーレンレポート PEOPLE:カムラット・ロベルヴァル

 ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。

 コリタニ地方にある小さな村の出身。家は農業を営んでおり、両親と祖父母、6人の姉妹と共に暮らしていた。ガルガスタン人のための国家を樹立したバルバトス枢機卿に感銘を受け、軍への志願を決める。子の中で唯一の男子ということもあり、両親はカムラットの入隊を最後まで反対していた。出発の日、カムラットは母親に上品な枯草色の上着を渡される。貧しい農家の生まれで恥をかかぬようにと、父親が用意したものだった。

 ガルガスタン軍にはカムラットのように愛国、民族主義に刺激を受けて志願した若者が多く、枢機卿の影響力の強さがうかがえる。

 ブリガンテス城へ補給物資を運ぶ途中、バハンナ高原で解放軍に遭遇。ディダ―ロ親子の策でブリガンテス城陥落を知らぬまま、交戦の末に死亡した。

若く戦死したカムラットには気の毒だが、こうして世界のバックボーンを読み取れるのは面白い。若者が過激な民族主義に刺激されるのはどこの世界でも同じか。何せ魔術師ガルバ兄弟のような知識人にも影響を与え闘争に駆り立てるのだからバルバトス枢機卿は凄い(小学生並みの感想)。それほど民族主義は甘美なものなのか。ウォルスタ人はどれだけ疎まれているのか。

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