2024-05-18 東京ビッグサイト デザインフェスタ59 1日目

旅行

2024年4月から新しい案件に移って仕事が忙しく、かつ、3月からは戦国ランスにどっぷりと嵌ってしまって作文する時間も気力も取れなかったのだが、久し振りに旅日記を書こうと思う。さて今回の旅日記の題材は2024-05-18~19の両日に渡って開催された、デザインフェスタ59[公式]についてである。写真が多いので1日目と2日目に記事を分割する。

当日朝

このように駐車場から直接荷下ろしする形になる。

本日は目覚ましのアラームを05:15にセットしていたのだが、妻が04:30頃から起きて支度をしていたので05:10に目が覚めてしまった。非日常の興奮はあるが、普段は通勤がある日でも07:30前後に起きるので2時間以上ズレており流石に眠い。

昨夜の内に買っておいた菓子パンと珈琲で簡単にカロリーを摂取した後、05:55に家を出てカーシェアの車を取りに行く。早朝と言える時間だが夏が近付いてきており外は既に明るい。デザフェスはかなり大規模なイベントなので持ち込む荷物も多い。荷物を積み込んで運転を始めると妻は仮眠に入った。この時間だと流石にまだ車も少ない。快適な朝のドライブである。

今回のデザフェスは10:00開始という事で、出店者の会場入りは06:00開始に前倒しされていたようだ。現地には06:45頃に着いた。普段は東京ビッグサイト[公式]の駐車場に入る際、入庫待ちの車が列になっているのだが、まだ早い時間だったからかこの日は待ち時間ゼロでスムーズに駐車場へ入る事ができた。

07:00前には全ての荷下ろしを終えて帰路に着く。デザフェスは売り子が手伝いに来てくれるのでおれの出番は基本的には運転を主とする荷物運びのみである。これから午後に着替えなどを持ち、改めて電車でホテルまで移動する予定だ。

床屋へ

天気が良かったので帰宅後は洗濯機を回した。予約しているホテルは15:00よりチェックイン可能なので、14:00頃に家を出る予定である。出掛ける前に乾くだろうと思いシーツも洗った。寝不足でやや眠かったが、こうしてシーツを洗ってしまえば昼寝をしてしまう心配もない。

洗濯物を終えた後、時間に余裕があるので床屋に行った。09:30開店なので5分前に行けば余裕であろうと思っていたのだが、到着した時点で既に長蛇の列が構成されてたので絶望した。おれはずっと所謂1,000円カット(この店は1,450円だが似たようなものだ)に行っているのだが、最近は床屋での待ち時間が本当に嫌になってきた。貴重な土日の時間を「ただ順番待ちをすること」だけで消費したくない。かといって並ばずに入れる昔ながらの個人経営の理容店に入ると倍以上の額を取られる訳で、時間か金か悩ましい。今回は現行踏襲で金を選んだ。

幸い、写真を載せた通り、順番待ちの人数を照会できる仕組みが整備されていたのでそこまで苦ではない。待っている間はダイソーをぶらぶらと見て回って過ごした。ダイソーは好きだ。貧者の東急ハンズである。あと1組になった所で床屋に戻ったのだが、1の次が「順番待ちの先頭です」だった。1の次は0、即ち出番じゃないのか?まあいい。

パック寿司

不必要に山岡さんにdisられるスーパーのパック寿司を買って昼飯にした。旨い。美味しんぼが連載されていた時代のそれとは直接的には比べられないだろうが、21世紀はパック寿司でも充分に旨いのである。科学の進歩万歳だ。

事後の犬

すやすやわんちゃん。

早起きの眠気に耐えながら少しずつ荷造りをする。昨夜は一週間の勤労の疲れが出て動けず、何も準備をせずにビールを飲んで寝てしまったのだ。犬が不穏な気配を感じてやや不貞腐れていたので散歩に連れて行った。もさもさした犬は散歩の後、写真の通りぐっすりと寝込んだ。寝ている間に出発しよう。

相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明

東京ビッグサイト駅からの方が近いです。
ホテルの正面にはシャレオツな喫煙所がある。

キャリーケースを持って14:00前に家を出て駅へ向かう。荷物が重い。日差しは強く初夏を思わせた。前述した通り、デザフェスに参加する場合は朝に車で荷物を運び込んだ後、一度帰宅して改めて電車で移動する形となるがこれが大層面倒臭い。車を借りっ放しにしておけば楽なのだが、駐車場代等を考えてセコく経費を切り詰めているのである。

さて東京ビッグサイトのイベントで有明に宿泊する際はこれまで東京ベイ有明ワシントンホテル[公式]を愛用してきたのだが、今回は過去の倍以上の価格に高騰していたので相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明[公式]に宿を取った。

初めて泊まる宿なのでいまいちアクセスが分からない。GoogleMapで確認すると、ゆりかもめの東京ビッグサイト駅[Wikipedia]ではなく有明駅[Wikipedia]からの方が近いかな?と思い、混雑を避けてそちらで降りてみたのだが単に遠いだけだった。ヒイヒイ言いながらキャリーケースを引いて13:35に到着した。車だと片道45分で着くのだが電車移動は大変だ。

相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明 内装

部屋はずっと奥の655室だった。遠い。
小さなソファがある。
ベッド側から入口の写真。テレビは小さい。
部屋の窓からは武蔵野大学キャンバスが見える。
枕元はこんな感じ。
枕元にUSBポート付き電源あり。

予約の際にQRコードが発行されるので、それを読ませるとチェックインが完了してカードキー発行まで自動で行われる。最近のビジネスホテルはこのシステムが整備されている所が多い。タッチパネルで住所等を入力する必要があるので客側の手間は増えているように思うが、ホテル側としてはこの方がずっと楽だろう。

荷物を置いてiPhoneを充電しつつ暫し休憩する。外の暑さで汗臭かったのでシャワーを浴びた。異常にパンツが臭かったので手洗いして干した。パンツの着替えは一枚しかないので乾かなければ明日はノーパンで過ごす羽目になる。

デザインフェスタ59 1日目

現地視察で会場入り。

アメニティとして用意されているインスタント珈琲を飲み、一休みした所で16:40に部屋を出た。妻からは疲れているのであればこのままホテルで待機しても構わないと言われているのだが、折角来たのに行かないのも勿体無い気がする。また、Twitter(現X)の知人が関東に来ており、お時間があればデザフェスで会いましょうという話も出ていたので行く事にした。

ホテル前の喫煙所で一服する。夕方になって気温が下がり生ぬるい大気だった。シャワーを浴びた後なので気持ちが良い。今回のデザフェスは10:00開場・18:00閉場である。コロナ前は20:00までだったが、流石にもうその時間まではやらないのだろうか。現地に着くと中々盛況であったようだ。ショルダーバッグを置いて財布だけを持ち、少し見て回る事にする。

ライブペイント

全体を見るのは明日にして、本日は近場を見る事にした。写真に載せたようにデザフェスではキャンバスを借りて壁画を描く事ができる。妻が初めてデザフェスに出店したのは2017年11月のことだ。その時はまだ試行錯誤中の段階であり、儲けを出せるような製品も生み出せておらず、初のデザフェス出店は出店料の半分も出ないような惨敗だった。その時の悔しさは今でも忘れていないが、帰りに妻と一緒に見た壁画に感動したのをよく覚えている。

ライブペイントを見ていると、妻の知り合いの作家さん[Twitter]のブースがあったのでTシャツを買った。以前にそこで妻が買ってきてくれたTシャツを着ていたので喜んでくれた。

千葉経済大学 模型部

ほむほむ・東京チカラめし。
以前にこの辺りの現場に通っていたなあ。

17:30頃に前述したTwitter(現X)の知人と会う約束をしたので妻のブースに戻る。その途中で見た千葉経済大学模型部の作品が凄かった。秋葉原の街のミニチュアなのだが、これは「凄い」の一言しか出ない。下手な写真で恐縮だが凄かった。余りに圧巻で小学生並みの感想しか出ない。

さて肝心のTwitter(現X)の知人とは無事に妻のブースでお会いする事ができた。大相撲を観戦するために九州からいらしたとの事である。おれはTwitter(現X)をかなり長い間使っているが、アカウントには鍵を掛けて原則として過去に存在した(今も辛うじて存在する)ある特殊なコミニティの住人としかコミュニケーションを取っていない。こうして実際に会うのは不思議な気分だ。なお、昨年の夏休みに新さっぽろで会ったJ氏・H氏もそうである。人の縁とは不思議なものである。

1日目終了

ブース近くのステージ。
東京ビッグサイトの天井。

18:00に閉場となったが中々客が引けず、ブース近くのステージの椅子で待っていた。待っている間に天井の写真を撮った。人間がこのような巨大な構造物を建築した事に感嘆する。

がぜん 有明店

デザインフェスタ59の成功に乾杯!
大体定食で満腹となる。

打ち上げで19:00からがぜん有明店[食べログ]を予約していたので、親しい作家さん、売り子さんと移動する。この手の大規模イベントの場合、閉場と終了と同時に大量の人々が付近の飯屋に殺到するので、事前に予約を入れておかないと晩飯難民になってしまうのである。売り子さんには別途謝礼を渡しているが、朝から一日働いてくれたお礼として食事代は出すようにしている。

売り子さんだが、最初からお手伝いのお願いしていた訳ではなく、これまでに妻がイベントの中で接点を持ち、自然と手伝ってくれるようになってくれた人達である。信用できるスタッフというのは中々得難いものだ。これは妻の人徳と言えるだろう。おれは持ち合わせていない素晴らしい素養だ。

ステージが近いので接客の際は大声を出さなければならず、妻が声を嗄らしていた。ファミリーマートに寄って龍角散喉飴を購入してからホテルに戻る。後で知ったのだが、相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明は2Fにローソンが併設されていた。ホテル2Fに備わっている喫煙所に行った時に初めて気が付いた。

毎度の事だが部屋に戻ると一気に疲れが出てベッドに転がっていた。歩き疲れて足がパンパンだ。部屋には足を揉むタイプのマッサージ機が備わっていたのでトータルで1時間くらい使った。妻が虫の息になっていたので色々世話をして、00:00過ぎに寝かし付ける。おれも01:00過ぎに気絶した。

(続く)

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