これは2024-05-19のデザインフェスタ59[公式]の旅日記である。写真が多いので分割した。→2日目の日記前半
西1Fへ
デザフェス案内色々
「オタクは人間を写真に撮らない(Togetter)」とはある種の鋭い真理であろう。おれもこういうある種の資料・記録としての写真を撮るのが好きだ。iPhoneのカメラロールには妻や両親の写真はあるが、自分の写真は1%も存在しない。
然しこの掲示物だけを見ても、これだけの人が集まる規模のイベントを企画運営して、更に経済的にも成功させるのはどれだけ大変なのだろうと考えただけで気が遠くなる。我が家はこれまでに何度もデザフェスに参加しているので、参加費が幾らでそれをどのくらい前に納めないとならないかは全て知っている。運営母体の資金繰りを考えるとその困難さにまた気が遠くなった。お金を払えばこういう場が提供されるのは当たり前、と思ってはいけない。そこには沢山の人達の苦労がある。
なお、3枚目の写真の先頭に写っている狐面を被った方は、以前に参加した名古屋のクリエーターズマーケットで隣のブースだったので会話をした事がある。懐かしいな。あちこちのイベントに参加すると見知った店も増えてくる。
1Fへ降りる
また中央のエレベータに並ぶのは面倒だな、と思っていたら、空いている方のエレベータを案内された。こちらを使うと入口の近くに降りる形になる。次回に備えてこれは覚えておこう。
休憩と1Fライブペイント

妻のブースに顔を出すと相変わらず忙しそうだった。おれの居場所は物理的になさそうだ。
流石に歩き疲れたので少し外に出て休憩する事にする。この池の近くに喫煙所があるのでまずは一服した。コロナ禍の以前は東京ビッグサイトにも屋内喫煙所があったのだろうか?と思いながら煙草を吸う。先日行った幕張メッセの屋内喫煙所はずっと閉鎖されたままだ。その方が経費も安く抑えられるのだろう。このまま取り壊しまで閉鎖されたままである気がする。
写真にも写っている椅子に座って靴を脱いで休んだ。4月からフル在宅勤務が終わり通勤しているが、1日の歩数は多くて8,000歩程度である。今日は既にその上限に達しているだろう。靴を脱いでストレッチした後、更に靴下まで脱いで休んでいた。途中から小雨がぱらついたが無視した。足が痛い。体力的にもそろそろ限界だ。
1Fライブペイント

1Fの西と南をひと通り見て引き上げよう。まだ見ていないライブペイントを見て回る。
1Fライブペイント2
2日目の午後になると絵は仕上がっている所が多い。これだけ長い時間に渡ってデザインフェスタを見るのは初めてだ。
造形コーナー
造形のエリアに足を踏み入れた。折角のデザインフェスタなのに造形のブースを見ないのは勿体無いだろう。知見がない分野なので価格設定が妥当なのかいまいち分からないが、ソフビだと安いものだと3,000円くらいから買える。
片桐仁本人が出店していたかは不明だが、調べてみたら本人が出店していたようだ。
ヒカリトイズ

面白いソフビを扱っているお店があった。作品を眺めていると話し掛けてくれたので、お話を伺うことができたので色々教えて貰った。造形と一口に言っても作品を仕上げるまでのプロセスは多様であるとの事だった。最近は3Dプリンタを使った作品も増えているらしい。確かにあちこちで見掛けた。
なお、暗闇で光る八尺様[Google]のソフビも売っていた。微妙に欲しい。欲しいが飾る場所が……。
千葉経済大学 模型部 秋葉原ミニチュア
1日目に見た秋葉原のミニチュアをゆっくり見る。素晴らしい作品、というか圧巻のアメージングな出来である。募金箱があったので取り敢えず千円札を入れて、じっくり写真を撮らせて貰った。
秋葉原ミニチュア 動画1
中央線がゴリゴリと走っている。なお聞こえているのは近くのステージからの音声。
秋葉原ミニチュア 動画2
路地にぐっと寄ってみる。看板をよく見ると色々パロっているものがあって面白い。
- アコム → アロム
- NIPPON Rent-A-Car → NIHH○N Rent-A-Car
- 東京チカラめし → 東京チカヲめし
- ゴーゴーカレー → ゴリゴリカレー
- 野村不動産 → 村野不動産
ぱっと見ただけでこのくらいはある。よく探せば色々ネタが仕込まれていそう。
秋葉原ミニチュア 動画3
動画の撮り方が下手だが、拡大すると人の作り込みもかなり細かいのが分かる。
お買い物

南1Fに入った所にあった店で、名刺入れが3,400円と安かったので購入した。色はブラウンと悩んだのだが紫にした。就職する際に親に買って貰った名刺入れをかなり長く使っていたのだが、流石に破損しそのまま5年以上が経過したように思う。
在宅勤務が長かったのでそれでも困らなかったのだが、2024年度になって名刺交換の機会が増えたので流石にそろそろ買おうと思っていたので丁度良かった。昨年に熊革の財布を買った際に訊いたのだが、革製品の価格は素材と作業工程の多さで決まるとの事である。名刺入れは工程的に多い方だろう。それで3,400円は安いなと思った。
- ヴィーヴォブルー:https://x.com/chaoticbluebag
他のハンドメイドイベントと違い、デザインフェスタでは革製品を扱っている店は余り多くない気がする。比較すると名古屋のクリエーターズマーケットの方が多いと思う。
螺鈿のペン
写真は撮っていないのだが、他には螺鈿(らでん)のペンが強い印象に残った。
- chriselle クリスエール:https://www.creema.jp/c/chriselle
使うのが怖いほど美しかった。突発的に欲しくなったが値段が大体30,000円からで、欲しい作品は60,000円だったので今回は我慢した。万年筆だがボールペンにもこの場で換装できるとの事である。今回は無様に敗れたが次に見掛けたら買おう。
撤収準備

流石に体力的に限界を迎えそうだったので、この辺りで切り上げる判断をした。既に次回の日程も決定したようだ。妻曰く、コミティアと日程が被ってしまったが残念との事である。
インフォメーション近くのお絵描きコーナー
インフォメーションの近くの壁は自由にお絵描きができるようになっている。楽しかったので写真を撮った。普通に絵が上手くてビビる。おれは全く絵心が無いので感心しながら眺めた。
最後のライブペイント
インフォメーション近くのお絵描きコーナー2
さらば東京ビッグサイト

来週05/26もコミティアで来場する予定だが、単日開催なので次回は車で往復するだけだ。
おまけ 麺屋直久

(おわり) → 次の旅日記