タクティクスオウガ リボーン プレイ日記 2023-02-10d

タクティクスオウガ リボーンChapter3(L)

ウォルスタ陣営では騎士レオナール・デニムによる謀反が勃発した。アルモニカ城に籠もるロンウェー公爵は、自らの腹心であった筈の騎士レオナールに暗殺され敢え無く舞台からその姿を消した。その後、デニムも謀反を企図した騎士レオナールに暗殺されかかるが、ヴァイスの助けを借りて騎士レオナールを打ち倒す。騎士レオナールは最初から、自分とデニムのどちらかが主君殺しの汚名を被り、もう片方がそれを討つという流れを経る事で、最終的にウォルスタ陣営を纏め上げるつもりだったのである。こうして生き残ったデニムは騎士レオナールの思いを受けウォルスタ解放軍をその手中に収めた。

CHAPTERⅢ 欺き欺かれて

CHAPTERⅢ オープニング

ライム制圧から四週間――
バクラム軍は そのままアルモニカへ進軍すると思われたが
予想に反して 一向に動く気配を見せなかった

暗黒騎士団も フィダック城を離れようとせず
戦線を拡大したいのかどうか
皆 その真意を測りかねていた――

業を煮やした枢機卿は
アルモニカ攻略のため 大軍を率いて出陣
物量作戦を用いることで
バクラムに付け入る隙を与えないことが狙いである

また 本拠地のコリタニ城へは
中央を走るバーナム山脈が壁となるため
アルモニカ経由でなければ 侵入は不可能

枢機卿は この地理的優位から
全戦力を アルモニカへ向けても大丈夫と考えたのだ

ガルガスタン軍 スウォンジーの森を越えた頃
デニムの元へ その知らせが届く――

欺き欺かれて

欺き欺かれて

CHAPTERⅡは相当きつい内容だったが、次の章もタイトルからして既に不穏な空気しかない。

タクティクスオウガの章タイトルで最高にイカしているのは「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」だと思うが、これはカオスルートでのお楽しみである。

フィダック城

暗黒騎士バールゼフォン

暗黒騎士バールゼフォン
「いい加減にしろ、バルバス。勝手に動いたのは事実ではないか。
 どのような理由があったにしろ、総長の命令なしに行動することは固く禁じられていたはずだ。
 しかも、再三にわたり帰還命令を無視するとはなにごとぞ!今日まで出頭せんとは、まったく――」

暗黒騎士マルティム
「まったくだぜ、意固地になりやがって。反省しろよ、反省を。」

暗黒騎士バールゼフォン
「おまえもだ、マルティム。軽口をつつしめ、この調子者め。」

古都ライムを襲撃した暗黒騎士バルバスが、副長の暗黒騎士バールゼフォンに叱られている。

暗黒騎士バルバス「ウォルスタとガルガスタンはそのまま戦いを続け共倒れになるだろう。」

暗黒騎士バールゼフォン 暗黒騎士バルバス

暗黒騎士バルバス
「しかたなかったのだ。摂政殿の願いとあらば断ることもできまいよ。」

暗黒騎士バールゼフォン
「嘘をつくな!モウン殿が我らの主ではないのだぞ。
 貴公は、ゼノビアの騎士がライムにいることを知り、戦いたくなった、――そうであろう?」

暗黒騎士バルバス
「よいではないか!
 ウォルスタとガルガスタンはそのまま戦いを続け共倒れになるだろう。
 こちらの思惑どおりに進んでいるのだ。そう、うるさく申すな、バールゼフォンよ。」

戦いたくなったって、戦闘民族か何かかよ……。図星の指摘だったようだが、暗黒騎士バルバスはどこ吹く風である。古都ライムを襲撃は、バクラムの摂政ブランタの指示という建前であったようだ。

暗黒騎士ランスロット「いや摂政殿に勝手な行動をとらせぬよう監視を強めろと伝えよ。」

暗黒騎士バールゼフォン 暗黒騎士ランスロット

暗黒騎士ランスロット
「もうよい、バールゼフォン。すんでしまったことだ。」

暗黒騎士バールゼフォン
「お帰りなさいませ。――おお、オズマらもいっしょか。」

暗黒騎士ランスロット
「枢機卿の動きはどうだ?」

暗黒騎士バールゼフォン
「スウォンジーの森に全兵力を集計させているとの報告がありました。」

暗黒騎士ランスロット
「公爵のいなくなったウォルスタに決戦を挑むか。よし、ヴォラックの元に使いを出せ。
 バクラム軍に――、いや摂政殿に勝手な行動をとらせぬよう監視を強めろと伝えよ。」

暗黒騎士バールゼフォン
「承知いたしました。」

暗黒騎士ランスロットは「やっちまったもんはしょーがねーだろ。次だ次」という切り替えが早いタイプだった。

ヴォラックは誰?ブランタとの連絡役か?

暗黒騎士ランスロット「我らの任務がゲリラどもにばれるやもしれんな――」

暗黒騎士ランスロット

暗黒騎士ランスロット
「バスバス、おまえにはハイムへ行ってもらおう。」

暗黒騎士バルバス
「――前線を離れろと?ハイムなんぞに行けと言うのか!」

暗黒騎士ランスロット
「カリカリするな。べつに摂政殿のお守りをしてもらうわけではない。
 ハイム城に軟禁していたプランシーをヴァレリア解放戦線が城外へ連れ出してしまったのだ。」

暗黒騎士バールゼフォン
「なんですと!?」

暗黒騎士ランスロット
「我らの任務がゲリラどもにばれるやもしれんな――
 マナフロアの行方はわからず、その手がかりを知る神父もまた行方不明となってしまった。
 バルバス、貴公の任務は重大だ。プランシーをなんとしてでも取り戻せ、よいな。」

暗黒騎士バルバス
「ああ。」

暗黒騎士ランスロットがここでは「カリカリするな」や「ばれる」という砕けた言葉を使っているのがちょっと面白い。推察するに、暗黒騎士団は本国ローディスから何らかの密命を受けて、ヴァレリアに駐留しているようだ。プランシーはデニムとカチュアの父親である。マナフロアは不明だ。

ヴァレリア解放戦線、CHAPTERⅡでは全然出番が無かったが、ここでやっと話に絡んでくるのか。余りにも表に出てこないのでひっそりと壊滅していたのかと思った。

暗黒騎士オズマ「ハッ!グラシャス家の名誉にかけて、必ずや任務を完遂いたしましょう。」

暗黒騎士ランスロット 暗黒騎士オズマ

暗黒騎士ランスロット
「貴公ら姉弟には、ヴァレリア解放戦線を任そう。これ以上、野放しにはできん。」

暗黒騎士オズマ
「ハッ!グラシャス家の名誉にかけて、必ずや任務を完遂いたしましょう。」

暗黒騎士オズ
「所詮、やつらなど烏合の衆。我ら姉弟におまかせを。」

暗黒騎士ランスロット
「アンドラスには引き続き、マナフロアの捜索を命じている。
 貴公はマルティムと共にウォルスタとガルガスタンの動きを監視してくれ、――頼んだぞ。」

暗黒騎士バールゼフォン「仰せのままに。」

  1. 暗黒騎士ランスロット(総長)
  2. 暗黒騎士バールゼフォン(副長)
  3. 暗黒騎士バルバス
  4. 暗黒騎士マルティム
  5. ?ヴォラック
  6. 暗黒騎士オズマ
  7. 暗黒騎士オズ
  8. ?アンドラス

あれ、並べてみると8人いるな……誰か違うのが混ざってるのか。

CHAPTERⅢではいよいよ暗黒騎士団が大きく話に絡んできそうだ。こういう敵幹部の会話ってワクワクするよね。

アルモリカ城

カチュア デニム

カチュア
「待って、デニム。」

デニム
「なんだい、姉さん?」

カチュア
「あなた本気なの?ブリガニア平原を通り抜けるなんて無茶よ!」

デニム
「また、その話かい。もう作戦は始まったんだ、姉さん。
 僕らが動かなければ、スウォンジーに向かったヴァイスが危ないんだ。」

一方、ウォルスタ本陣のアルモニカ城ではいつもの姉弟喧嘩が始まっていた。またですか……。

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン「なるほど、公爵のいない解放軍はただの腰抜けの集まりだからな、ハッハッハッ。」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン

カチュア
「あなたたち本気なの?やつらは、私たちの倍はいるのよ!」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン
「では、どうしろと言うのだ!このまま黙って待ってるつもりか?」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のベイレヴラ
「やめておけ、ペイトン。解放軍の連中はおじけづいているんだ。」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン
「なるほど、公爵のいない解放軍はただの腰抜けの集まりだからな、ハッハッハッ。」

あ?誰?やんのか??

ヴァイス「今は解放軍も解放同盟もない――皆、志を同じにする仲間なんだぞ。」

ヴァイス 元ネオ・ウォルスタ解放同盟のアプサラ

ヴァイス
「やめないか、仲間同士で争ってどうする?
 今は解放軍も解放同盟もない――皆、志を同じにする仲間なんだぞ。」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のアプサラ
「そうよ、ヴァイスの言うとおりだわ。言い争いをしたいならここを出ていって!」

元部隊によるセクショナリズムから若干の諍いはあれど、ウォルスタ軍はネオ・ウォルスタ解放同盟を吸収したようだ。騎士レオナールの遺言通りになった。これでヴァイスとアロセールが仲間になる訳だな。

ヴァイス「――枢機卿もブリガニア平原から攻められるとは考えていない。」

ヴァイス カチュア

ヴァイス
「スウォンジーに集結している敵はガルガスタン軍のほぼ全てなんだ。
 密偵の情報によると、本拠のコリタニ城の警備兵すらスウォンジーにまわしているらしい。
 ――今なら枢機卿を直接狙うことができる。いや、勝利のためには、直接、ヤツを叩くしかない。」

デニム
「しかし――、コリタニ城へ進む道がない。」

ヴァイス
「城の背後、ブリガニア平原から進軍するしかない。」

カチュア
「それは無理よ!
 ブリガニア平原は一年中、雪と氷で覆われている極寒の地。そこを進むなんて無茶苦茶だわ。」

ヴァイス
「しかし、我々にはそれしか方法がない――枢機卿もブリガニア平原から攻められるとは考えていない。
 だからこそ、全軍をスウォンジーに進めたんだ。叩くならまさに今しかないんだ!
 それに、あそこには放棄されたブリガンテス城がある。中継基地にするにはもってこいだろう。」

デニム
「なんとかなりそうだな――」

ヴァイス
「大丈夫さ、デニム。おまえならできる。」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン
「やってもらわねば困る!我々が囮になるのだからな!!」

元ネオ・ウォルスタ解放同盟のペイトン
「英雄と呼ばれたデニム殿が腰抜けでないことを神に祈るとしようか。」

カチュアとヴァイスの掛け合いによって状況説明がなされる。ブリガニア平原を突っ切って、ガルガスタン軍の本拠地であるコリタニ城を叩く策のようだ。倍の戦力差を埋めるには、直接、バルバトス枢機卿の首を取るかない。

然し「大丈夫さ、デニム。おまえならできる。」とか言っちゃって、ヴァイスも完全にきれいなヴァイスになったね……ロウルート以外の展開を見るのが辛い。

カチュア「――本当の親でもない人の仇なんてどうでもいい。」

カチュア デニム

デニム
「いまさら逃げ出すことなんてできるわけないじゃないか。」

カチュア
「――私を置き去りにする気ね。」

デニム
「何言ってるんだ、姉さん。勝手なことばかり言うのはやめてよ。
 ――ゴリアテに戻りたいなら戻ればいいさ。勝手にすればいいだろ!」

カチュア
「――ひとりぼっちになるのは嫌なのよ。」

デニム
「父さんの仇をとるんじゃなかったの?そのために戦ってきたんだろ?」

カチュア
「――本当の親でもない人の仇なんてどうでもいい。」

デニム
「――エッ???」

えっ???

カチュア「――あなたが離れていくからよ。」

カチュア デニム

カチュア
「あの人は私たちの本当の親じゃないの。私たちは捨て子なのよ――」

デニム
「そ、そんな――、ウソだ!父さんが本当の父さんじゃないなんて!」

カチュア
「ウソじゃないわ。以前、話しているのを聞いたの――私たちに肉親はいないのよ――
 この世の中で、血のつながった家族と呼べるのはあなただけ!」

デニム
「どうして?そんな話を今頃になって、どうして僕に!?」

カチュア
「――あなたが離れていくからよ。」

デニム
「離れていく?僕はいつも姉さんのそばにいるじゃないか。
 これからだってそうさ!姉弟なんだ、いつだって一緒さ。」

え、何で今更?そしてどうしてそういう話になるの?いきなり子供みたいな駄々こねるのやめて。

カチュア「ウソよ!あなたは私より戦いを選んだわ!」

カチュア デニム

カチュア
「ウソよ!あなたは私より戦いを選んだわ!
 自分の理想を実現させるためならあなたは私を見捨てることができる――
 私のことを忘れることができる――!」

デニム
「ね、姉さん――」

カチュア
「たったふたりきりの姉弟なのに!!」

デニム
「姉さん!」

ええ……(ドン引き)

称号取得:新たなる指導者

ロンウェー公爵から権力を簒奪してウォルスタ陣営のトップとなり、新たなる指導者の称号を得た。

やっとワールドマップに戻ってきて操作ができるようになった。アルモニカ城を落としてから怒涛の展開が続いて頭が付いていかない。待ってくれたまえ、ことばの洪水をワッといっきにあびせかけるのは!

今回は長時間のプレイで疲れたので、ウォーレンレポートでの情勢把握は次回にしよう。

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