タクティクスオウガ リボーン プレイ日記 2023-03-05

タクティクスオウガ リボーンChapter3(L)

指導者バルバトス枢機卿を失って総崩れとなったガルガスタン軍は、将軍ザエボスを中心として纏まりアルモリカ城を占拠した。アルモリカ城を取り戻すため、金竜騎士団はウォルスタ領へ進軍を開始する。

タインマウスの丘へ

現在までのプレイ時間は21時間48分。

偵察:1

タインマウスの丘

今回の敵将は魔獣使いガンプか……。CHAPTERⅠのゾード湿原で戦って以来だ。

偵察:2

タインマウスの丘
タインマウスの丘

魔獣使いだけあってグリフォン意外にも魔獣と亜人がゾロゾロ。というか魔獣使いガンプ以外の人間が居ない。だだっ広いマップなのでこれは苦戦しそうだ。どうせまたしつこく後衛ユニットが狙われるんだろ。

タインマウスの丘:戦闘

魔獣使いガンプ
魔獣使いガンプ

魔獣使いガンプ
「おめぇは、あんときの小僧か!まさか、こんなところで会えるとはな――
 神様はオレを見捨てちゃいなかったようだぜ。来い!オルダ!ベルダ!
 ベルダとオブダだけだと思うなよ!この日のために育てた友を見せてやる!
 バンガ!ザンガ!おめぇたちの出番だ!!
 賞金稼ぎに落ちぶれちまったオレだが、猊下に受けた恩義を忘れちゃぁいねぇぜ。
 今こそ死んでいったガルガスタンみんなの恨みを晴らしてやる!!」

魔獣使いガンプは意外にも義理堅い男であったので中々好感が持てる。粗にして野だが卑ではないという所か。

勝利条件:魔獣使いガンプを倒せ!

魔獣使いガンプ

勝利条件

魔獣使いガンプを倒せ!

何か苦戦しそうだな~これ。敵との距離が近過ぎるし遮蔽物も足りない。

タインマウスの丘:1

タインマウスの丘
タインマウスの丘

当たって砕けろだ!と普段通りのペースで進軍したら……

タインマウスの丘:2 – ペトロブレス

コカトリスからペトロブレスを食らって3ユニットが石化。はい初戦終了です。

タインマウスの丘:戦闘(再)

ユニット配置

可能な限りの火力が欲しいので、アーチャーのサラの代打として、退役したばかりの汎用ヴァルキリーに戻って来て貰った。グリフォンとコカトリスの移動距離が長いため、アーチャーの出番は無さそうだ。

タインマウスの丘:再1

タインマウスの丘
タインマウスの丘

さっきは油断したが今度は本気でやるゾ!と全員にレジストペトロのスキルをセットして再挑戦……したが、敵の火力が高くてあっという間に危険な状態に陥る。あれ、このステージ、実はかなり難しくね……?

タインマウスの丘:再2

タインマウスの丘

やっとコカトリスを1体仕留めたが、ここまで深く攻め込まれるともう無理な気がする。レジストペトロを優先してランパートフォースⅡを外してしまっているのが仇となった。

魔獣使いガンプ「ザンガ!仇はとるぞ!おめぇの哀れみを、このオレに!」

魔獣使いガンプ
タインマウスの丘

魔獣使いガンプ
「ザンガ!仇はとるぞ!おめぇの哀れみを、このオレに!」

魔獣を倒すと全体に強制デバフが入るようだ。その後、あっさりカノープスが倒されてゲームセット。

いやいや、難しいぞこれは。体感的にはコリタニ城城内の将軍グアチャロ戦よりも難易度が高い。敵との距離が近く、敵ユニットの火力が高く、更に空を飛んで来るので手に負えない。正面からぶつかり合いをするのは無理っぽい。

タインマウスの丘:戦闘(再々)

タインマウスの丘:再々1

タインマウスの丘
タインマウスの丘

苦戦どころでは済まず完全にボロ負けである。ここはもう敵殲滅を諦めて、初手から魔獣使いガンプのみに火力を集中させる作戦に切り替えた。正攻法で駄目なら奇襲だ。

前方に進軍するのは止めて右側に回り込む事にした。他の敵ユニットは完全に無視して魔獣使いガンプにのみ当てる。

タインマウスの丘:再々2

タインマウスの丘
タインマウスの丘

魔獣使いガンプ以外のユニットは完全無視。

で、貯めておいたMPで一気に魔獣使いガンプを削って削って……

タインマウスの丘:再々3

タインマウスの丘
魔獣使いガンプ

魔獣使いガンプ
「くそ、退却だ!
 次こそ、おめぇを倒してやる!おぼえていろよ!」

よし仕留めた!

いや、もう来ないでください……。

タインマウスの丘:戦闘後

カチュア
暗黒騎士ランスロット

カチュア
「――デニム
 私たちはたったふたりの姉弟なのよ――」

聞き覚えのある声
「それは違う。きみは天涯孤独の身だ。」

カチュア

「だ、誰!?
 ランスロット・タルタロス!!あなたが、どうしてここに!?」

暗黒騎士ランスロット
「きみの母親はきみが生まれたときにこの世を去った。
 そして、父親はこの島が内乱に突入する数ヵ月前にやはり亡くなっている――
 血を分けた両親や兄弟は、もうひとりもいないのだ。カチュア、きみは孤独なのだよ。」

カチュア
「ど、どういうこと!?私には弟のデニムがいるわ!」

場面は港町ゴリアテだろうか?解放軍を飛び出して独り波止場に佇む傷心のカチュアの元に、暗黒騎士団の団長である暗黒騎士ランスロットが現れて、突然とんでもねー事を言い出す。

暗黒騎士ランスロット「きみの本当の名はベルサリア。――ベルサリア・オヴェリス。」

暗黒騎士ランスロット
カチュア

暗黒騎士ランスロット
「きみは、自分が神父の娘でないことを知っていたようだ。だから、なんの疑問もなく彼も同じ境遇だと決め込んだ――
 しかし、それは誤解というもの。彼は、きみにとっての育ての親、プランシーの実父だ。
 きみとデニムは実の姉弟ではないのだよ。」

カチュア
「じゃあ、この私は誰なの?いったい誰だっていうの?」

暗黒騎士ランスロット
「きみの本当の名はベルサリア。――ベルサリア・オヴェリス。」

カチュア
「ベルサリア・オヴェリス、そんな――、そんな、信じられない。」

私の継いだ名はリュシータ。リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」みたいになってる。

カチュア姉さんはデニムに対してプランシー神父が実父ではない事を隠していたが、実際には実の兄弟ですらなかった。

暗黒騎士ランスロット「そう、オヴェリス家はヴァレリアの王を生んだ一族。きみはドルアルガ王の娘なのだ!」

暗黒騎士ランスロット
暗黒騎士ランスロット

暗黒騎士ランスロット
「――きみは実に聡明だ。
 そう、オヴェリス家はヴァレリアの王を生んだ一族。きみはドルアルガ王の娘なのだ!
 ただし、きみを産んだのはベルナータ王妃ではない。当時、王妃の侍女であったマナフロアという女性だ。
 ――ドルアルガ王の目にとまったというわけだな。
 だが、彼女がきみを身ごもったとき、王妃も王子を身ごもったばかりだった。
 王妃は後のことを考えて、きみたち母子を城外へ放逐した。
 そして、きみの母、マナフロアはきみを産むとそのまま息を引き取った。」

カチュア
「――ウソよ。そんな作り話、誰が信じると。」

暗黒騎士ランスロット
「赤ん坊のきみを引き取ったのは誰だと思う?バクラムの現摂政ブランタ・モウンだ。
 実弟であるプランシーにきみを預けると、この事実をある野心のために利用した。
 一介の神父に過ぎなかったブランタが司教にまで出世できた背景にはこうしたことがあったからなのだ。」

カチュア
「ウソよ。そんなのデタラメだわ!!」

CHAPTERⅢの冒頭で暗黒騎士ランスロットが調査を命じていた件はこれか。

既に上で暗黒騎士ランスロットが全部説明しているが、分解すると以下のようになる。

  • ドルアルガ王はヴァレリア統一を成し遂げた覇王である。
  • ドルアルガ王はベルナータ王妃の侍女であるマナフロアを身ごもらせた。
  • マナフロアが生んだ子がカチュアである。
  • ベルナータ王妃はマナフロアとカチュアを城外へ放逐した。
  • 赤ん坊のカチュアをプランシー神父が引き取った。
  • プランシー神父は摂政ブランタの実弟である。
  • ブランタはカチュアが王の血を引く者であるという秘密を利用して摂政まで上り詰めた。

ネットでネタバレを見ているしSFC版の記憶が残っているのでカチュアが王の血を継いでいるのは何となく分かっていたのだが、摂政ブランタとプランシー神父が実の兄弟だったとは驚いた。

と言う事は、摂政ブランタは父親であるプランシー神父の兄なのでデニムの叔父にあたる。ブランタ叔父さん……?

暗黒騎士ランスロット「さあ、プリンセス・カチュア。――こちらへ。」

暗黒騎士ランスロット
暗黒騎士ランスロット

暗黒騎士ランスロット
「証拠はある。きみが身につけているネックレスのことだ。
 古い神聖文字が刻んであるだろう?僧侶の勉強をしていたきみなら読めるはずだ。」

カチュア
「――――」

暗黒騎士ランスロット
「――ラボン・ベルサリア・ザン・フォン、デストニア・レラ・フィーナン。
 ――我が娘ベルサリアに永遠の愛を。
 ドルアルガ王がきみの誕生を祝ってまだ見ぬきみに贈ったものだ。
 もっとも王はきみが生きていることを死ぬまで知らなかったがね。
 きみたち母子は、王妃の計略によって死んだことになっていたのだから。
 カチュア、少なくともきみはそのネックレスに刻まれたその文言を読み、自分の出自に疑問を持っていた。
 ――そうだろう?」

カチュア
「――私をどうするつもり?」

暗黒騎士ランスロット
「我々と一緒に王都ハイムへ来てもらおう。
 そこで、プランシーから詳しく話を聞くといい。
 さあ、プリンセス・カチュア。――こちらへ。」

暗黒騎士ランスロットの背後から暗黒騎士ヴォラック(多分)と暗黒騎士アンドラス(上半身裸だしこれは当たってるだろ)が現れ、カチュアを連れて行く。

ウソよウソよと言っておきながら最終的にはカチュアも割とノリノリである。姉さん、嘘だよな……?

ウォーレンレポート

ウォーレンレポート PEOPLE:ガンプ・バックスタイン

 ガルガスタン王国所属。ガルガスタン人。

 人を不愉快にさせる野卑な性格の上に、きわめて高慢な態度をとる人物。人は彼を嫌い、そばに近づくことさえしないという。彼もまた人を避けており、魔獣だけに心を開いている。そんなガンプも、その魔獣使いとしての腕前だけは皆が認めるところ。獣だからこそ獣の心がわかるのだと揶揄されることもあったが、彼は気にもせず、むしろ褒め言葉だと受け取っていたようだ

 デニムに敗れた後、軍を追われて賞金稼ぎを生業としている。

前回との差分は赤字。ガルガスタン軍を放逐されていたのか。

ウォーレンレポート PEOPLE:カチュア・パウエル

 本名ベルサリア・オヴェリス。

 デニムの姉。暗黒騎士団による故郷・ゴリアテの襲撃の後、デニムと共にレジスタンスに参加

 プランシー神父が実父でないことを知っており、唯一の肉親と信じていたデニムの心が自分から離れていく寂しさから軍を去ってしまう。

 ひとり、ゴリアテへ戻ったところ、暗黒騎士ランスロットより自分が覇王ドルアルガと王妃の侍女マナフロアの間に生まれた王女であることを知らされる。

 現在、行方不明。

「自分から離れていく寂しさから軍を去ってしまう」の文が矛盾している気がするが人の心は分からないものだ。近くに居るのに心は離れていく寂しさに耐えられず物理的に離れてしまったのかな。

ウォーレンレポート PEOPLE:プランシー・パウエル

 デニムの父。街外れの小さな教会で神父をしていた。

 港町ゴリアテがロスローリアンによって襲撃された際に連れ去られ、王都ハイムに監禁されていた。その後、ヴァレリア解放戦線によって救出されるが、暗黒騎士団のオズ、オズマによって捕らえられてしまう。再びハイムに連行されたようだ。

前回との差分は赤字。結局連れ戻されたようだ。物語はこの後、対バクラム戦に移って行くのだろう。

ウォーレンレポート PEOPLE:マナフロア・ベフォンダ

 カチュアの実母。バクラム人。

 ドルアルガ王の妃ベルナータに仕えていたとき、王の目にとまりカチュアを身ごもる。しかし、王妃の怒りを買い、その身に危険を感じたため城外へ逃れた。カチュアを出産後、死亡。

前回が全て不明だったので全文書き直しになっている。

ウォーレンレポート PEOPLE:ベルナータ・エルテナハ・オヴェリス

 覇王ドルアルガの妃。バクラム人。

 ヴァレリア統一後にドルアルガ王が上級貴族の名門・エルテナハ家より迎えた王妃。

 自分の侍女であるマナフロアが王の子を身ごもったことを知り放逐する。その後、王との間に王子を一人もうけるが事故で失ってしまう。悲嘆に暮れた王妃はやがて病となり、王子を追いかけるゆうに30才でこの世を去った。

美しく気位が高そうだ。カチュアはマナフロアよりもベルナータに似ている気がする。

綺麗な人なのにどうしてこんなにムスッとしているのかしら、と思ったが、夫が端女を孕ませた挙句に自分の息子が事故死じゃそりゃあな……こんな表情にもなるわ。不憫なのでこの記事のアイキャッチ画像にしよう。

ウォーレンレポート TIDINGS:ヴァレリア解放戦線の最期

 コリタニ城が落城した頃、ヴァレリア解放戦線の本拠地であったボード砦もまた、暗黒騎士団の手によって陥落していた。暗黒騎士オズマとオズの姉弟によって解放戦線はひとり残らず殺され、ハイムから連れ去られたプランシー神父の身柄は再び暗黒騎士団へとわたった。

時事を見たらヴァレリア解放戦線が普通に皆殺しにされてて変な声が出た。暗黒騎士は仕事が早い。ロウルートではヴァレリア解放戦線はもう物語に絡んではこないのかな?

ウォーレンレポート PEOPLE:セリエ・フォリナー

 ヴァレリア解放戦線リーダー。バクラム人。

 フィラーハ教団の前大神官モルーバの娘。四姉妹の長女。

 神々の父であるフィラーハを絶対神と崇めるフィラーハ教団で布教活動を行っていたが、宗教に限界を感じて教団を離脱。武力による戦争終結を目的としたヴァレリア解放戦線を組織する。

 王都ハイムに囚われていたプランシー神父を救出し、ボード砦にかくまっていた。しかし、暗黒騎士団の襲撃を受け同組織は壊滅。以後の消息は不明。

システィーナの姉。ヴァレリア解放戦線は壊滅したのでセリエも死亡したのだろう。

名前自体はウォーレンレポートのニュース「ヴァレリア解放戦線は過激派か否か?」で既にかなり前から出ている。

タイトルとURLをコピーしました