スウォンジーの森を抜けてアルモリカ城へ向かう金竜騎士団は、その道中のタインマウスの丘で魔獣使いガンプに会敵した。ゾード湿原での敗北によりガルガスタン軍を放逐されて賞金稼ぎに身を落としていた魔獣使いガンプだったが、バルバトス枢機卿への恩義は忘れておらず苦戦を強いられた。一方、ウォルスタ解放軍を離れ単身港町ゴリアテに戻ったカチュアの元に、暗黒騎士ランスロットが現れ、カチュアの出生についての真実を告げたのだった。
アルモリカ城城内へ
アルモリカ城
旧アルモリカ国の本城。内乱以前はこの地方を治めるロンウェー公爵の居城となっていた。
クリザローの町で補給をした後、ガルガスタン軍の残党が立て籠もるアルモリカ城へ向かう。
ロンウェー公爵の名が既に懐かしい。なお、物語が進んでも場所の説明は更新されないようだ。
偵察:1
敵将はレベル24のソーサラーである。こちらが22なので+2の差がある。
偵察:2
アイアンゴーレムが2体、ダークドラゴンが1体、クラウドドラゴンが1体配置されている。
CHAPTERⅡの終盤にロンウェー公爵に謀反を起こした時と似たような敵の構成だ。手前にアイアンゴーレムが配置されているのでランパートフォースで進路を妨害され攻め難い。
アルモリカ城城門前:戦闘
魔道士ジルドア
「貴様がウォルスタ軍の指揮官、デニム・パウエルか!
コリタニ城ではずいぶんとなめたマネをしてくれたな!猊下の受けた屈辱、この私が晴らしてくれる!!」
敵将の魔道士ジルドアが(セイレーン汎用だが)綺麗な顔で無茶苦茶キレてる。おお怖い怖い。
勝利条件:魔道士ジルドアを倒せ!
勝利条件
魔道士ジルドアを倒せ!
敵部隊は標準的な構成と言えるが苦戦しそうだ。前述した通り、城門へ伸びる通路の中央で前線が膠着する事になるだろう。
アルモリカ城城門前:1
ドラゴンのブレスが嫌なのでできるだけ重ならないように進軍し、壁を作る。……あっという間に前線が激突した。
アルモリカ城城門前:2 – ドラゴンキラー
竜騎兵ジュヌーンのドラゴンバスター(オートスキル)とドラゴンキラー(アクションスキル)が重複するとこんなダメージ量が出る。一度この火力を知ってしまうと、HPが高いドラゴンとスキル無しで戦うのが嫌になるな。
アルモリカ城城門前:3
順調に敵ユニットの数も減ってきた。これは初見クリア行けるか……?
なお、寝ている敵ユニットは、サラのドーマシーショットによるもの。武器学スキルの弓レベル20で覚える必殺技で、敵ユニットを高確率で眠らせる効果がある。一時的に無力化できるので大変便利である。
魔道士ジルドア「我々は亡き猊下の意思を継ぎ、劣等極まりない貴様らの血を根絶やしにしてやる!」
デニム
「ガルガスタン軍の兵に告ぐ!ただちに人質を開放し、武器を棄て投降するんだ!
きみたちの指導者だったバルバトスはもういない!これ以上、無駄な争いはやめようじゃないか!」魔道士ジルドア
「ふざけたことを!この戦いの勝者は我々なのだ!何故、勝者である我々が貴様の命令に従わねばならん?
我々は亡き猊下の意思を継ぎ、劣等極まりない貴様らの血を根絶やしにしてやる!」デニム
「勝者だって?いいや、それは違う!負けたのはきみたちだ!きみたちが敗北したんだ!
コリタニ、ブリガニアの人々は僕らの側についた。きみたちはもう民から支持されていない!」魔道士ジルドア
「それが何だというのだ?民など所詮、風が吹くたびに向きを変える風見鶏のようなもの。
貴様を殺し、アルモリカを完全に支配下にすれば、すぐにやつらは我々に尻尾を振るぞ!」デニム
「恐怖で民を支配しようというのか!枢機卿と同じ轍を踏むだけだ!」
いきなり差別かよ?ガルガスタンッパリらしいな。
話が噛み合っていないが、魔道士ジルドアが率いる軍はスウォンジーの決戦に勝利しているし、いきなり降伏しろと言われても言う事を聞かないだろうという気はする。こちらも武力で従わせるしかない。
アルモリカ城城門前:4
……が、武力で従わせるどころか、敵アーチャーからのトレメンダスショットでクリティカルを食らった後、連続で魔道士ジルドアからファイアストームⅡが入り、HPが少ないこちらの汎用セイレーンが負傷して終了。
完全に油断してしまったな。なお、ジルドアのファイアストームⅡは範囲で250-300pts近いダメージが出る。
アルモリカ城城門前:戦闘(再)
アルモリカ城城門前:再1
気を取り直して再戦。概ね前回同様の展開になるが、今回は少し前線の位置を押し上げた。押し込まれるよりも先に攻めよう。
アルモリカ城城門前:再2
前回は敵殲滅を狙えそうだったので欲張ってしまったが、今度は前に出てきた魔道士ジルドアをきっちり仕留めて戦闘終了させた。アイアンゴーレムが堅い。対ゴーレムとして汎用セイレーンを前に出し過ぎて、またアーチャーからクリティカルを狙われるのも嫌だった。リスクは減らそう。
魔道士ジルドアの最期
魔道士ジルドア
「猊下――仇を――討てぬこと――――お許しくださいませ――――」
アルモリカ城城門前:戦闘後
アルモリカ城城門前は突破した。残るは将軍ザエボス戦だ。
次は初見で勝てる気がしないので様子見をしよう。
ウォーレンレポート PEOPLE:ジルドア・バスティアン
元ガルガスタン軍所属。ガルガスタン人。
極右の歴史家としても知られる人物。著作『戦争の記憶』では統一戦争でのウォルスタ人によるガルガスタン人の不当逮捕や投獄について記し、民主主義者たちの支持を集めた。
ジルドアはコリタニの魔導院在籍中にガルガスタン至上主義に目覚めた。特にウォルスタ人を劣等民族だと見下し、根絶を願っている。特権意識も強く、民衆の多くは愚かであり、自身を含む有識者が常に真実を伝え、優秀なリーダーが導いていかなければならないと考えていたようだ。
紛争の再燃を機に軍へ入隊。己の魔術がウォルスタの驚異、障碍となることを喜びに思っていた。
スウォンジーの決戦で勝利後、アルモリカ城に駐屯していたが、デニム率いる部隊に攻め込まれて死亡した。
絵に描いたようなガルガスタン人至上主義者だ。