スウォンジーの森の決戦でウォルスタ軍に勝利するも、コリタニ城にてバルバトス枢機卿を討た事をきっかけにガルガスタン軍は崩壊、将軍ザエボスを中心とした一部の部隊のみがアルモリカ城を占拠して立て籠もりを続けていた。アルモリカ城に攻め入った金竜騎士団は城門を守る魔道士ジルドアと戦い、これを討ち倒した。
アルモニカ城城内へ
アルモリカ城城内
執務室へ通じる小広間。争いの絶えないこの島の城だけあって、飾りのない実用的な造り。
アルモリカ城に攻め入るのはこれで3度目となる。初回は聖騎士ランスロットらとロンウェー公爵を救出するため、次は翻意してロンウェー公爵を討つために戦った場所だ。血塗られている。
偵察
敵将の将軍ザエボスはレベル24である。当然のバフカード4枚装着済み。
見た事が無い敵ユニットもいるので見てみるとネクロマンサーだった。ソーサラーの上位職?
アルモニカ城城内:戦闘
将軍ザエボス
「ついにガルガスタン軍は我々だけになってしまった。だが、我々は貴様なんぞに降伏はせん!
よく見ておけ、小僧!これが誇り高き武人の死に様だ!」
あれほどの隆盛を誇っていたガルガスタン軍も、バルバトス枢機卿が討たれて総崩れとなったようだ。
将軍ザエボスの「ついにガルガスタン軍は我々だけになってしまった。」に何とも言えない悲哀を感じる。
勝利条件:将軍ザエボスを倒せ!
勝利条件
将軍ザエボスを倒せ!
敵ユニットの配置はテラーナイトx4、ネクロマンサーx1、ウォーロックx1、ウィッチx1、ドラグーンx2、クレリックx2と分厚い。アーチャーは配置されておらず、完全に前衛後衛が分かれた布陣だ。
テラーナイトとドラグーンで前線をがっちり構築し、後衛から魔法を飛ばしてくるのだろう。
アルモニカ城城内:1
どう考えても犠牲者を出しそうだったので、初回は余り考えずにユニットを動かしてしまった。部隊を全体的に右側の壁に移動させつつ弓で敵後衛ユニットを狙うが、余りに短慮、覚悟が甘かった。
アルモニカ城城内:2
前線で適当に戦っていたら、テラーナイトから必殺技のライアットレイブを食らってあっという間に壁役のヴォルテールが倒された。まだ本命の将軍ザエボスからの攻撃を受けていないのにである。
あれ……?もしかして、このステージも大分難しくない?将軍が相手だから難しくて当たり前か。コリタニ城城内での将軍グアチャロ戦も辛かったが、ここは更に難易度が高そうだ。だが、タインマウスの丘における魔獣使いガンプ戦ほどのどうしようもなさは感じない。工夫次第で何とかなりそうに思う。
アルモニカ城城内:戦闘(再)
雑な用兵で初戦はあっさり敗退したので真面目に考える。敵前衛の火力が高いので、後衛ユニットは全速力で右側の階段を駆け上がるべきだろう。そのため、後衛ユニットをできるだけ壁に寄せて配置する。
前衛が堪えている間に弓と魔法で少しずつ敵の魔法ユニットを削るしかない。その後の展開は読めないがやってみよう。
アルモリカ城城城内:再1
後衛ユニットとカノープスを壁側に寄せたら、敵のウォーロックが前に出てきたので攻撃を集中する。地道に行こう。直進する魔法は上に向かって撃てるのでこういうマップでは便利だ。
アルモリカ城城城内:再2
自軍ユニットは全体的に引き気味に、あくまで後衛ユニットを逃がすために戦う。自然と階段を守る形になった。
傭兵ザパンは積極的には戦闘に参加せず遊軍状態。デニムと騎士ラヴィニスも基本的にはヒールⅡを投げ続けている。まずはこの状態で前線を持ち堪えつつ……
アルモリカ城城城内:再3
弓と魔法で敵の後衛を少しずつ削る。範囲攻撃魔法を唱えてくるので優先的に狙う。敵の前衛は基本的に放置した。
アルモリカ城城城内:再4
カノープスが将軍ザエボスに下から必殺技で殴られて一撃でここまで削られる。ナイト以外で攻撃を受けるのは無謀だ。
将軍ザエボスの移動範囲から逃れつつ敵ウィッチを弓で始末。ギリギリの戦いになっているが、今の所は順調と言える。このまま油断せずに前線を保てれば、時間が掛かっても勝てそうな気がしてきた。
将軍ザエボス「贖罪だ、民のためだと言っているが、結局のところ、自分の事しか考えていない。」
将軍ザエボス
「貴様はジュヌーン・アパタイザ。そうか、反逆者どもが味方についたというわけか。
だが、それは偽りの共闘にすぎん。所詮、デニムは公爵と同じ――」デニムは
「同じだって?それはどういう意味だ?」将軍ザエボス
「バルマムッサを忘れたか?自らの意思で公爵の命令に従ったのであろう?
勝つためには手段を選ばぬ、それが貴様の本性だ。貴様に我々を責めることなどできようものか!」竜騎兵ジュヌーン
「我々はその罪を償おうとしている!過ちを認め、正しき道を歩む努力をしている!
だが、ザエボス、おまえはどうだ?過ちを認めようとする度量もないではないか。
今のおまえは、ただ部下を道連れに死のうとする自暴自棄になった哀れな男にすぎぬ!」将軍ザエボス
「ふんッ、竜騎兵ごときがナメた口を!ジュヌーン、貴様も自分をわかっていないな!
贖罪だ、民のためだと言っているが、結局のところ、自分の事しか考えていない。
貴様もデニムも同類だ。単なる偽善者にすぎんのだ!」
どこに行っても裏切り者扱いされる竜騎兵ジュヌーンが気の毒だが、かつては自分達と共にウォルスタ人に対する民族浄化に関わっていたのだから、こう言われても仕方が無い気はする。将軍ザエボスにしてみれば「今更何を開き直ってんだ?結局は全部自分の都合ばっかりじゃんお前は」という感じであろう。
かつての上官である将軍グアチャロからもボロクソに言われてたよね、確かに命令はした。命令はしたがお前は殺す前に自分で確認しなかったのかって。今の所は竜騎兵ジュヌーンは余り好きになれない。
将軍ザエボス「我々を見くびるか、ロシリオン。ここに残る者はすべて猊下に命を捧げた兵だぞ?」
騎士ラヴィニス
「ローゼンバッハよ、武器を置け!これ以上の戦いに何の意味がある?
死ぬことが誇りなど、愚かな考えだ!付き従う者たちを無駄死にさせるつもりか!」将軍ザエボス
「――久しぶりだな、ラヴィニス・ロシリオン。生きていたか、忌まわしき混血の将よ!
我々は枢機卿の掲げる理念にのみ従い、そのために命を懸けてきた――だが、それもお終いだ。
ガルガスタン人たる誇りを貫く――、貴様にはわかるまいな。その身体に劣等種の血が流れる限りは!」騎士ラヴィニス
「理念のために死すことが武人の誇りだと言うのか。いいや、それは違う、違うぞ、ローゼンバッハ!
後世、枢機卿とその一派は悪しき者として語られるだろう。ならば、枢機卿という毒念と共に死ぬのは貴様のみでよい。
兵卒の身を――、同胞の命を大切にするべきだ。それこそが将たる者の務め!そうであろう!」将軍ザエボス
「愚かな――、我々を見くびるか、ロシリオン。ここに残る者はすべて猊下に命を捧げた兵だぞ?
今更、貴様のように生き恥を晒すなどゴメンだ。ひとりでも道連れにし、猊下の手向けとするまでだ!」
騎士ラヴィニスが投降を呼び掛けるが例によって混血煽りを受けただけだった。ヒドイ。
まあ確かに将軍ザエボスに付き従って最後の最後まで戦場に残ったガルガスタン兵達なのだから、死ぬと分かっていても今更ウォルスタ軍に投降する選択はしないだろう。死なせてやれ。
アルモリカ城城城内:再5
相変わらず階段の下には鮫のように敵のテラーナイトとドラグーンが群がっている。それを迂回してデニムと傭兵ザパンが敵の後ろを突いた。階段を守りながらの遠距離攻撃も順調。もう少しだ。
まだ戦闘の途中だが、このステージは階段の右奥を安全地帯にできるので、そこさえ守り切れればクリアできると思った。選択の自由度が少ないので正解を見付けてしまえば難しくはない。
将軍ザエボス「いいだろう、そうやって聖人のフリをすればいいさ。」
将軍ザエボス
「くそッ!ウォルスタ人ごときに我々の計画を阻止されることになろうとは!」デニム
「僕がウォルスタ人であることは関係ない!そうやって民族間の争いを煽っても無駄だ!
僕はあなたとは違う!ウォルスタ人のためだけに戦っているわけじゃない!
私利私欲のために民族紛争を利用する枢機卿や公爵とは違うんだ!」将軍ザエボス
「それは詭弁だな。自分の行動原理が私利私欲ではないというのか?
民のために戦争を終わらせたいというその能書き自体が詭弁――、偽善――、言い訳!
そうやって民を欺くだけでなく、自分をも欺くのだな。
自分を正当化するために自分に嘘をつく。いいだろう、そうやって聖人のフリをすればいいさ。」デニム
「僕は偽善者なんかじゃない!」
かつての主君であるロンウェー公爵が私利私欲のために民族紛争を利用していたクズ扱いになっていて思わず笑ってしまった。
さっきからの将軍ザエボスの煽りも相当な極論だが、矛盾はしておらず言わんとする事は一貫している気はする。要約すると、背景にどんな大義があったとしても、自ら手を動かす以上は全て自らの意志で行っている事であり、畢竟それは私欲、程度の差はあれロンウェー公爵と何も変わらないという事だ。
アルモリカ城城城内:再6
敵の後衛ユニットを狩り尽くしやっとテラーナイトの掃討に入った。ヴォルテールが只管耐え続けた。
敵の数が減ってくれば騎士ラヴィニスも攻撃に回れるので、攻勢に出れば堅いテラーナイトもあっという間だ。
アルモリカ城城城内:再7
敵殲滅。苦戦したが一手一手確実にユニットを動かせばクリアできる難易度だった。パズルのようだ。
将軍ザエボス「民は、貴様が思うほど利口ではなく――貴様が考えるほど愚かでもないぞ――」
将軍ザエボス
「こんな無様な姿をさらすことになろうとはな――――ごふっ――
この私の姿を――目に焼き付けておくがいい――これは未来の貴様の姿だ、デニムよ――」デニム
「僕は、あなたのようにはならない、――絶対に。」将軍ザエボス
「そうかな――――?いいや、どこかで選択を誤り、こうなるさ――――」デニム
「もし、そうだったとしても、それは僕が民を裏切ったとき。それは自業自得なんだ。」将軍ザエボス
「ふふ――笑わせてくれるじゃないか―――――なんてご立派な南瓜頭なんだ――ははっ――
民は、貴様が思うほど利口ではなく――貴様が考えるほど愚かでもないぞ――
裏切るとか――自業自得とか――それもまた、貴様の自己満足――ただの欺瞞なのだ――
ふふふっ――こんな小僧に――この私が――――」
苦しい戦いの末に将軍ザエボスを討ち取り、これでガルガスタン軍は消滅した。
騎士レオナールも似たような事を言っていたが、治世者はやがては自らが治める民に対して幻滅するようになるのだろうか。「これは未来の貴様の姿だ、デニムよ――」とは負け惜しみの呪詛ではなく偽り無き本心なのであろう。
アルモニカ城城内:戦闘後
騎士ミルディン
「カノープス!
デニムくんとヴァイスくん!3人とも無事で――!」デニム
「ミルディンさん、ギルダスさんこそご無事でなによりです。」風使いカノープス
「――ウォーレンの具合は?」騎士ミルディン
「まだ意識はもどっていません。しかし、命に別状はないそうです。」風使いカノープス
「そうか。それはよかった。
ランスロットはまだ戻ってきていないのか?」騎士ギルダス
「ああ、バクラム軍が襲ってきたあの夜に別れたきりさ。
オレたちはライムの収容所に囚われていたんだが、なんとか脱出してきたってわけだ。
ところで、これからどうするんだ?やはり、フィダック城を攻めるのか?」
ヴァイス「ライムの西にそびえるバーナム山脈には地元の人間ですら知らない抜け道があるんだ。」
デニム
「そのつもりです、――ただ、その前に、ライムに駐留するバクラム軍をなんとかしないと。
ライムでの被害を最小限に留めない限りフィダック城を攻略するのは難しいですからね。」風使いカノープス
「なんとか、ライムを奇襲できればいいんだがな――
とはいえ、ライムへ進軍するには正面のゴルボルザ平原を縦断するしかないし。
それでは全面戦争になっちまう。うまい手はないもんかな――」ヴァイス
「方法がないわけじゃない――
ライムの西にそびえるバーナム山脈には地元の人間ですら知らない抜け道があるんだ。
そんなルートで進軍するとは思ってないだろう。きっと指揮系統はメチャクチャになるぞ。」騎士ギルダス
「そうかい。そりじゃ、オレたちも参加させてもらうぜ。
やつらにライムでの借りを返さなくちゃいかんしな。いいんだろ、デニム?
良し!すぐに出発だ!!」
CHAPTERⅢのオープニング及び、ウォーレンレポートで語られたバーナム山脈が出てきた。
転職証
ストーリー展開的には特に脈絡はないが、ここで「勇者の証」と「白騎士の証」が手に入った。勇者の証はレンジャーへの転職証、白騎士の証はホワイトナイトへの転職証である。
騎士ラヴィニスは一旦ホワイトナイトにクラスチェンジさせるか。ホワイトナイト3体編成で行く。
ユニット加入:ヴァイス
まずはロウルートでしか仲間に加わらないきれいなヴァイス。最初からレンジャーになっているので、先程手に入れた勇者の証は、他のクラスへとクラスチェンジ後にレンジャーに戻るためのものだろう。
主力として積極的に使って行きたいが、果たして誰と入れ替えするかいきなり悩む。
ユニット加入:アロセール
あれだけデニムを忌み嫌っていたアロセールも部隊に加わってくれた。まあCHAPTERⅡ終了時でデレてたしな。
10ユニット編成だとアーチャーは2体も使わないので、サラと入れ替えかな。
ユニット加入:ミルディン
騎士ミルディンは盾を持たせてヴォルテールと入れ替えかな。サラ・ヴォルテールコンビも退役だ。
ユニット加入:ギルダス
騎士ギルダスは両手剣。このまま両手剣でアタッカーとして運用する予定。
称号取得:ガルガスタン軍を滅ぼす者
「ガルガスタン軍を滅ぼす者」の称号を取得し、ユニオンレベルが22→25に上昇した。
一気に固有ユニットが増えたので、編成の大幅な見直しが必要になるな。